<写真・逆転FGが決まり、SNP鈴木(左)と抱き合うK安藤>    12月2日、大阪府万博記念競技場にて関西学生アメリカンフットボールリーグ戦(Div.1)西日本代表校決定戦決勝が行われた。関学は立命大と対戦し、20-19で勝利。甲子園ボウ…


<写真・逆転FGが決まり、SNP鈴木(左)と抱き合うK安藤>

    12月2日、大阪府万博記念競技場にて関西学生アメリカンフットボールリーグ戦(Div.1)西日本代表校決定戦決勝が行われた。関学は立命大と対戦し、20-19で勝利。甲子園ボウル出場を決めた。

    序盤は立命大にペースを持っていかれた。最初のプレーからフォルススタートの反則を取られ、第1ダウン更新ならず。第1クオーター(Q)6分23秒には、立命大に先制点を許した。その後、#8K安藤(商3)がフィールドゴール(FG)を決め、3-6で第1Q終了。巻き返しを図りたい第2Q。しかし、第2Q10分33秒に立命大によるインターセプトリターンTD。キックも決まり、3-13と点差を広げられ、後半へ。第3Q序盤にまたもやFGで、立命大に追加点。関学は意地を見せ、第3Q9分30秒に#10QB光藤(経4)から、#81WR阿部(社3)へのTDパスが決まった。だが、第4Q4分4秒にFGを決められ、9点差。関学は諦めず、試合時間残り3分44秒で、#26RB中村(商4)が守備を飛び越え、TD。勝利の望みを残した。。2点差からランでボールを進め、試合時間残り2秒。K安藤に勝利を委ねた。FGは決まり、20-19で歴史的逆転勝利を収めた。

   次戦は12月16日、兵庫県甲子園球場にて東日本代表校の早大と対戦し、勝てば学生日本一となる。

試合後のコメント

鳥内秀晃監督「立命大は前のチームとは違うとチームに言っていた。リードされることは想定していた。諦めずに学生がよう頑張ったんちゃう。(交代で出場した光藤について)きょうみたいにできるねん。さすがキャプテン。彼が訴えていたことがやっと伝わったんちゃう。(甲子園に向けて)きょう立命大に勝って良かったけど、甲子園に行ってなんやって言われんようにせなあかん。やっぱり関学やなって思われる試合をしたい」

#10QB光藤航哉主将「1番最初の反則で流れがつかめなかった。チームには負けている状況をイメージしようと言っていた。リードされていたが、2本差以上開いていなかったのでいけると思った。最高のシナリオで、みんなが1プレー1プレーにかけた結果勝てた。(甲子園ボウル向けて)やることは変わらず。やりたいフットボールを表現して勝つ」