現地11月13日、ピッツバーグ・スティーラーズRBレビオン・ベルが今季プレーしないことが確定した。団体労働協約の規定上、同日の午後4時までにフランチャイズタグにサインしなかった場合、残りの7試合とポストシーズンでプレーすることができたが、期限までにサインすることはなかった。

「本日、ベルがフランチャイズテンダーにサインしなかった。彼は今季プレーできないことが決まった」

とスティーラーズのケビン・コルバートジェネラルマネージャーは発表した。長期契約を望むベルは、昨季はトレーニングキャンプに参加せず、シーズン開幕前に1年1200万ドルでフランチャイズ指定を受けプレーした。今季は5年7000万ドルの契約を提示されたが、負傷した場合など試合に出られなくなった際にも保証される金額が1700万ドルしかないことに不満を持ち却下。1年1450万ドルのフランチャイズタグ指定が提示され、2年連続フランチャイズ指定でプレーするかと思われたが、10月30日のトレート期限を過ぎてもサインすることはなかった。11月6日にトレーニングを行っていたフロリダ州マイアミを去っており、チームに戻ることが期待されたが、実現はしなかった。

「サインしに来てほしいが、もしこなかったとしても幸運を祈っている、と彼にメールしたよ。彼は今ここにいないし、もう来ることはない。だからもう彼の話はやめにしよう」

と、スティーラーズQBベン・ロスリスバーガーは別れを悲しんだ。

 来季以降、今季長期契約を結ばなかったスティーラーズがベルの望む条件で結ぶことは考えにくく、来季のサラリーキャップに2000万ドルしか空きのないスティーラーズがベルに3度めのフランチャイズタグを指定することも現実的ではない。つまり、来季ベルが移籍することはほぼ確実。今季アリゾナ・カーディナルズRBデイビッド・ジョンソンが3年3900万ドル、うち3182万ドルが保証された契約を結んでいる。それ以上の額での契約をベルは望むはずだ。

 スティーラーズはRBジェームズ・コーナーが164回走774ヤードを記録し、第10週の時点でラッシングヤードで3位につけている。ベルの後継者探しに困ることはないだろう。第11週は昨季、レギュラーシーズンとプレーオフで2度敗れているジャクソンビル・ジャガーズと対戦する。

「今一番集中すべきなのは試合」

と、ロスリスバーガーは気を引き締めた。