☆11月25日JXBトーナメントセミファイナル☆富士通フロンティアーズ対オービックシーガルズ@富士通スタジアム川崎13時キックオフ

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11月10日に横浜スタジアムで行われたJXBトーナメントクォーターファイナルでオール三菱ライオンズを35対7で下し、11年連続の準決勝進出を決めた富士通フロンティアーズ。今季は新QBマイケル・バードソン(マーシャル大)、昨年までLBだったトラショーン・ニクソン(ニューメキシコ大)をRB起用するなど、新たなメンバーでの攻撃ながら、ここまでの平均得点は昨年の33.3点を上回る36.3点の好成績をおさめている。

安定した攻撃力を支えているのはOL陣だ。リーグ最終戦のパナソニックインパルス戦では、ニクソンが負傷欠場する中、パナソニックの強力守備フロントから37回179ヤード(平均4.8ヤード)の安定したランを支え、17対10の勝利に貢献した。

中でもQBのブラインド・サイドとなるLTとして信頼を集めているのが8年目の小林祐太郎(日大)だ。

学生時代からパスプロテクションに定評のある存在だった小林がフットボールを始めたのは大学に入ってから。日本大学東北高校時代は、野球に取り組んでいた。日大東北高野球部は全国高等学校野球選手権大会(甲子園大会)7回出場を誇る強豪校。小林が所属していた頃は、甲子園出場こそなかったものの、高校3年時には県大会決勝まで進出した。

LT小林が常に戦っているのは、相手のベストパスラッシャーだ。しかも、近年では米国人選手が相手になることがとても多い。

「外国人選手にはパワーでは敵わないのでテクニックで対抗しています。足の速いパスラッシャーに対して対応できるのは、野球部で培った足の動く速さとステップの速さの賜物だと思います」

野球をしていた時は体重80キロに届かないほどだったが、その時に染み付いた軽快なステップワークが、110キロのOLとなった今でも生きていると、小林は言う。

「OLは目立つポジションではないですが、強いチームはOLがしっかりしている。プレーがでるときはOLが勝っている時なので、プライドを持ってプレーしています」

OLとしての挟持を語る小林の次なる相手はオービックシーガルズだ。オービックには、DEバイロン・ビーティー・ジュニア(コロラド大)、ケビン・ジャクソン(ハワイ大)をはじめ、リーグを代表する強力なパスラッシャーがいる。小林が彼らのパスラッシュを押さえることができるか。それが、6年連続決勝進出、そして3連覇を勝ち取るための重要なファクターの一つになりそうだ。