11月27日に「NPB AWARDS」が行われ、福岡ソフトバンクホークスの松田宣浩選手がプロ13年目にして初のベストナ…

 11月27日に「NPB AWARDS」が行われ、福岡ソフトバンクホークスの松田宣浩選手がプロ13年目にして初のベストナインを受賞した。

今季でゴールデングラブ賞6年連続7回目、打っては32本塁打82打点、チームのリーグ優勝争いに貢献した。しかし、クライマックスシリーズ (CS)、日本シリーズでは不調に陥り、出場機会を逃すなど、成績以上に苦しい「日本一」に輝いた「熱男」。

NPB AWARDSの前に松田宣浩に今季を振り返ってもらった。

 

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「松田全体がショックだった」が「35歳で経験できて良かった」

 

 「怪我なく一年終わったことが、まずは一番。打率は低かったですけど、目標としていた本塁打30本、打点80をクリアできたのは良かった。でも、怪我で苦しむのではなく、個人の成績で苦しむのがプロ1年目以来の感覚だったので、今振り返るといつもと違ったシーズンオフを過ごしています。」

 亜細亜大学からドラフト1位で入団。迎えたプロ1年目の2006年のシーズン、当時の王貞治監督に未来の主軸として期待され、ルーキーながら試合に起用される事が多かったが壁にぶつかった。

「(過去のシーズンでは)怪我して二軍降格、試合に出られない事はあったけど、今年の最後は実力で試合に出られなかった。入団一年目の時に、開幕からずっと出ていたのに交流戦前にファームに行けと言われた時くらいのショック、感覚でしたね。体がショックでした…。」

 心や気持ちは?と問うと「松田語」の独特の表現で、その時のショックを言葉にした。

「心も?体や心も含めた『松田全体』がショックを受けていました。今までに無かった感覚です。悔しいだけじゃ済まされない一年でした。だけど、35歳でこう言う経験があって良かったと思っています」

 映画鑑賞好きの松田。映画の宣伝である「全米が涙した」と言うような表現をしたかったのか…。とにかく全身で悔しさを感じ、それを「全松田」でショックを受けた事を言いたかったのだ。

しかし、2017年のWBC準決勝アメリカ戦でのファンブルを「貴重な経験をさせてもらった」と本人は振り返るように、その時、その時に経験した失敗や出来事を自身の成長につなげるのが熱男。

「CS、日本シリーズで(試合に)出られなかったと言う悔しさは、経験できて良かったと思っています。この経験のおかげで野球人生が長くなると思います。去年までの感じで今シーズンも終えていたら、控えの選手の気持ちも全く分からなかったと思う。」

「もどかしくも、良い経験をした」と語る松田宣浩のインタビュー。

明日は「初めてベンチから駆け付けた胴上げ」や自身に対して憤慨した事等について。

続く

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]