第2回は早大の攻撃を引っ張ってきた富澤結花副将(スポ3=東京・文京学院大女)、斎藤友里(社学1=千葉・敬愛学園)、橋本美久(社学1=福島・郡山女大附属)の3選手。今後のワセダ女子バレーボール部を引っ張っていくこと間違いなしの注目選手たちだ…

 第2回は早大の攻撃を引っ張ってきた富澤結花副将(スポ3=東京・文京学院大女)、斎藤友里(社学1=千葉・敬愛学園)、橋本美久(社学1=福島・郡山女大附属)の3選手。今後のワセダ女子バレーボール部を引っ張っていくこと間違いなしの注目選手たちだ。

※この取材は11月18日に行われたものです。

「ワセダは楽しい雰囲気のチームだと思った」(橋本)


独特の世界観で言葉を発する橋本

――他己紹介をお願いします

橋本 結花さんはパワフルな人です。

富澤 それだけ(笑)?

橋本 えー、ちょっと待ってください。ずっと笑顔なので一緒にプレーをしていても楽しいです。私は少しサボり癖があるんですけど、そういう時はちゃんと言ってくれますし、引っ張っていってくれる偉大な人です。

斎藤 佳央理さん(森、スポ4=群馬・高崎女)っていうキャプテンがいるんですけど、結花さんのチームって言えるくらいチームにとって大切な存在ですし、3年生なんですけどチームが上手くいかないときの大黒柱みたいなかっこいい選手です。あと1年生からコートに入る辛さや苦しさを知っているので、自分が困っているときに1年生として欲しい言葉をかけてくださって助けられました。

富澤 申し訳ないです(笑) 。なんかありがとうございます(笑)。

富澤 (斎藤選手に対して)すごく真面目というか自分に厳しいなと思います。夏にランニングをやったんですけど、1人1回だけでもキツかったのに2回とかやり始めていました。あと腹筋してるんですけど、そういうのを見て自分を追いこめる選手なんだなと思いました。だから、秋リーグ(秋季関東大学リーグ戦)で苦しい場面もあったんですけどしっかり決めきれていました。そういうことができるので、これから期待しています!(笑)

斎藤 頑張ります(笑)。

橋本 やっぱり、コートの中で唯一の同期なので試合中の困ったときにいつも言えるのは友里だし、試合が終わったあとに相談するのも友里なので大切な存在です。

富澤 最初来たとき、セッターって聞いていたんですけど、すごいホールディングするなと思いました。でもその分絶対止まったところからトスを上げてくれるので、アタッカーからするとどこに上がるのか予想しやすいくてすごい打ちやすいです。あ、セッターなんだなって思いました(笑)。 なんかセッターのことしか言ってないな(笑)。

斎藤 プレーヤーとしては唯一の同期で、春は私だけコートに出してもらっていたんですけど秋は美久がコートに入ってきて、それはすごく大きいことでした。プレーもしやすくなってコンビのことも話ができるし共有できることが増えたので、言い合えるいい関係だと思います。ぼーっとしているとか先輩とかから思われているんですけど、ちゃんと自分の意見を持っています。

――1年生のお二人はなぜワセダに入ろうと思ったのですか

斎藤 私は高校までちゃんとバレーをやっていたんですけど、大学ではやるつもりはありませんでした。ワセダは学力も高くて留学生とかいろんな人がいて、そういう頭のきれる人たちの中で揉まれてみたくて。その中で勉強していい刺激をもらいたくてワセダを選んだんですけど、結果的に声をかけてもらって入ることになって、今はいろんなバックグラウンドをもった人がいるこのコミュニティーの中でいい刺激をもらいながら過ごしているなと思います。

富澤 カタカナ出てきたね(笑)。びっくりしちゃった。

橋本 私は大学を選ぶときにずっと迷っていて、高校のバレー部の監督と監督の奥さんが話してくれて「ワセダがいいんじゃないの」って言ってくれました。最初は「絶対無理だろ」とか思っていたんですけど、見学に行って一緒にバレーをやったら楽しい雰囲気のチームで、ここでならバレーをやってもいいなと思ったので決めました。

――高校との違いはありますか

斎藤 バレーの質は高校と大学で全然違うと思うんですけど、チームの関係性として上下関係がある中で先輩との関係が良い意味でラフというか、バレーじゃないことも話せますしご飯にも連れていってもらいますし、そういう関係があるから1年生でコートに入ってもプレーしやすいのかなと思います。自分らしくできているのは、先輩とのそういう関係があるからだと思います。

橋本 なんだろ。練習時間がすごい遅いことしか出てこない(笑)。7時半くらいまでしかやったことなかったので最初は眠かったんですけど今は慣れました(笑)。あとは、高校の時よりも先輩と近い距離で話すことが多くて、それがいい雰囲気につながっているんじゃないかなと思います。

――富澤選手からみて今年の1年生はどのような学年ですか

富澤  雰囲気わかんねぇーな(笑)。でも何だろうな。

橋本 ふわふわガーリーな感じですか?

富澤 でも可愛いとは思う(笑)。

橋本 年下だから可愛く見えるんじゃないですかね。 

富澤 人数が少なくて、ほぼ2人で仕事とか回していると思うんですけどそれプラス、コートにも入っているけど仕事のミスとかほとんどないししっかりしていると思います。練習のメニューとか佳央理さんに聞きにいったりしていてよく気づくなーって思っています。私たちが1年生のとき仕事が本当にできなかったんですよ。だから2人なのによく頑張っているなと思います。

橋本 恐縮です(笑)。

富澤 褒めましたよー(笑)。


先輩、後輩の枠を越えた仲の良さをかもし出す3選手

――部活以外でも部員の方と交流はありますか

富澤 同期ともプライベートであんまり遊ばない。やばくない私(笑)。部活帰りとかは遊ぶんですけどオフの日に集まろうとかは全くないです。 

――1年生はいかかですか

斎藤 よく遊んでいます。

――どこか行かれたのですか

橋本 どこがいい?

富澤 全部言っておけ(笑)。 

斎藤 1年生3人でお揃いの服を着てディズニーに行きました。

橋本 私の家でタコパしました。

斎藤 この前カラオケも行ったね。

富澤(1年生)3人で早稲田祭行こうって・・・。 

斎藤 あぁ、早稲田祭も行きました。

――だいたい3人で行動されるのですね

橋本 そうですね。2人か3人ですね。

斎藤 そりゃそうだよね(笑)。

――よく遊ばれるのですね

橋本 ご飯行きました。食欲の秋なので。

斎藤  美味しいもの見つけるとすぐ行きます。

<

富澤 (斎藤選手は)タピオカが好きなんですよ。すごい飲んでいて。

p class=”mt20″>斎藤 今日も飲んできました!

富澤 すごいね。タピオカ撮っている写真インスタに載ってなかったっけ?

斎藤 私が撮っている写真を撮るっていう(笑)。 

富澤 みんなで並んで友里が撮っているのを撮って撮って・・・みたいなのがインスタに回ってきます(笑)。

――先輩と後輩で関わりはありますか

橋本 未央さん(梨本、社学2=東京・駒場)たちとご飯行ったよね?

斎藤 吉本にお笑い見に行った。

橋本 そこでご飯奢ってもらった。友里はタピオカも奢ってもらってた(笑)。

――富澤選手に奢ってもらったことはありますか

富澤 ないよね。なんか休みがないんだよね。

橋本 お菓子めっちゃくれますよ(笑)。

斎藤 さっきもくれました。

富澤 私、お菓子いっぱい持っていて(笑)。

斎藤 結花さん手作りのお菓子をもらいました。 

橋本 バナナシフォンケーキですか?名前忘れちゃった。

富澤 バナナケーキ!

橋本 めっちゃ美味しかった。

富澤 よく作るんですよ。バナナ腐るなーって思うと作ってあげます。

――女子力高いですね!

富澤そうなんですよ(笑)!

橋本意外でした。

「自分がやらなければ」(斎藤)


一年間センターでプレーし責任感あふれる発言も目立った斎藤

――秋季リーグの話に移ります。秋は優勝されましたが、振り返っていかがですか

富澤 秋リーグ入る前に怪我をしてしまって、公式戦に出ないっていうのが初めてだったのである意味緊張というか。もし自分が入っていたら、みんの負担を減らしてもっと楽に勝てる試合だっただろうな、と思うんですけどそれが出来なくて申し訳ないなというところから秋リーグに入りました。途中から入ることが初めてだったので本当に緊張しました。最初の都留(都留文科大)のときに「あぁ、久々の試合やっべぇ」みたいな感じがあって。でもわかんなかったでしょ?

斎藤 緊張してたんですか? 

富澤 結構やばい!と思ってて。なんですけど休んだ分頑張らなきゃっていうのがあったので秋リーグは初っぱなから頑張れたんじゃないかなと思います。でもチームが上手く回らなかったときに何にもできなくて、練習とかも覇気がないなっていうことを感じていたんですけど、それに対して何も言えないなと思って。でもそこで気づいたなら言わなきゃなとすごい反省になったところです。その反省が生かされたのが江戸川大との対戦で、その江戸川大のときの1週間は練習も良い感じだったし、あれが出来たら本当に強いのになと思いました。本当に江戸川大のときはみんなの動きも良くて、1年間で一番いい試合だったんじゃないかと思います。

斎藤 春は1部リーグでやってすごいレベルが高くて、自分のプレーも通用しなくてきつかったです。チームとしても勝ちが付かずにきつかったんですけど、2部になって周りのレベルが落ちたというのもあるんですけど、大学のバレーにも慣れて個人的には良かったと思います。さっき結花さんもおっしゃっていたんですけど、最初結花さんがいなくて佳央理さんと私しかっていう状況の中で、初戦はどうしても勝たなければいけなかったので自分がやらなきゃ!という気持ちで臨みました。最初の試合は上手く入れて、自分でも「結花さんの穴を埋めなきゃ」という気持ちでできたのはよかったと思います。その後に上手くいった分マークが厳しくなって、自分が思い通りにできることが少なくなってしまったんですけど、そこを打破しようと美久とコンビをいろいろ話したり考えながらプレーできたことはよかったと思います。あと個人的に1部で到底かなわないと思っていたんですけど、2部だと自分のプレーが通用する場面も多いので自信が戻ってきました。自分の中でブロックが好きで得意だと思っているので、個人賞を狙おうと思うくらい相手と勝負したいと思えました。ブロック賞に届かなかったんですけど、それを悔しいとも思えました。1部のときは周りの人が強いからしょうがないと思っていたんですけど、2部の中ではもっとこうしたいとか悔しいっていう気持ちが芽生えたのでいいリーグでした。

橋本 春はずっとサブでピンチサーバーとして出ていたんですけど、秋リーグは最初から本職であるセッターとして出ていろんな人からデビュー戦て言われたんですけど、本当に緊張して最初の方とかやばかったです(笑)。試合終わってからみんなに「全然笑っていなかったよ。」と言われて自分では自覚していなかったんですけど、やっぱりやばかったんだと思いました。試合が変な展開になったのも自分のせいかなとか思って、友里にずっと相談してたんですけど、試合を重ねていくうちにチームとして少しずつ進んでいくことができて、自分もチームの中で役割を果たせたかなと思える秋リーグでした。

――富澤選手がいるときといないときでコートの中の雰囲気に違いはありましたか

橋本 1人1人が責任って言ったらあれですけど、頑張ろうと思うようになりました。

――富澤選手からみてそのような成長は感じられましたか

富澤 夏の合宿で佳央理さんが怪我をしたときも、佳央理さんがいない分、裕利恵(スポ2=岡山・就実)とかちぃ(植松、文構2=香川・高松第一)とか果菜(教2=東京・国際)が頑張っているのが目に見えてあったし、自分が抜けたところもその分頑張るっていうのが、スパイクで点になっていなくても最後まで打ち切るっていう部分だったり、最後まで追いかけるっていうのが見えてるなというのは思いました。

――入れ替え戦では1部昇格なりませんでしたが、その点についていかがですか

富澤 そうですね。なんというか個人的にはいろんなものが足りなさすぎたと思うので勝負に挑む前に負けてるなっていう感じだったんですよ。4年生には申し訳ないんですけど、桜美林大に勝つという目標があっても具体的に何をするっていうのがあったのかなって思います。リーグ終わりできつくてプレー出来ない人もいる中で、そのままやって金曜日に合わせていこうみたいな。でもそうじゃないだろうなって思いながらも、自分が出来ないので何も言えなくて。準備が100%出来ていないから、プレーになっても自信をもって入れ替え戦に臨めなかったんですよ。勝つぞとは思っているんですけどまだそこまでいってないというか。だからこそやっぱり負けちゃうんだなって思いました。プレーで負けていなくても最後の気持ちの部分で負けるんだなと思いました。

斎藤 自分たちよりも客観的にみて上にいるチームとやるときに、どんなにいい流れで先行していても勝ちきれないんですよ。相手の方が強くて勝てるかどうかわからない状況のなかで負けてしまうのはなぜでしょうね。

富澤 なんでだろうね。

斎藤 でもそこを頑張れないのはそういうことなのかなと。

富澤 経験のなさとかもあると思うんですけど、最後の最後は気持ちだと思うんですよ。2部にいるとき競ったときもあるじゃん。だけど勝つべきだって自分たちが思っているから最後気持ちで押し切れるんだよ。でも相手が強くなったときに、なぜか弱気になっちゃうというか、なんだろうね。

斎藤 勝っちゃいけないわけではないですけど、私たち勝っちゃっていいのみたいな。そうじゃないんですけど、なんかそういうのはあります。ありますよね?

富澤 うん。出したくて出しているわけではないんだけど、出ちゃっているみたいな。チームがそういう雰囲気になっているなというのは思うよね。

斎藤 個人的には、結花さんと佳央理さんがいないところで回ってきちゃったときに、自分が決めきれないのがすごく悔しかったです。やっぱり2人がいないとダメなんだと思って悔しかったし申し訳なかったです。ここのローテが1回で回っていたら何か変わっていたのになと思うのがあって。ちゃんと決めたかったな思うところありました。「あぁ回ってきた。」と思っちゃって。

富澤 なんかもう、入ってくるときにもう「きたよ。」みたいな顔をして(笑)。でもしょうがないんですよ。あと1点取れば勝ちなのにっていう場面でそこが回ってきちゃうから本当に苦しいんだよね。うちらもどうにかしたい。

橋本 個人としては春の入れ替え戦を思い出して嫌なイメージしかなかったので、苦手な感じもあったし準備段階で桜美林大と自信を持って戦う覚悟みたいなものがあんまりなかったなっていうのもありました。試合の大事な部分もリーグのときとは違うことをしちゃったりとか、なんて言えばいいんですかね。

富澤 変なことしちゃった?

 変なことしちゃいましたね。なんかそれが反省というかやっちゃったなという感じです。

――1部で迎えた春の入れ替え戦との違いはありましたか

富澤 ありましたね。1部から2部のときは勝ちたいという気持ちが強いし、負けちゃいけないっていう気持ちがありました。2部からのときはなんだろう、勝ちたいていう気持ちも強いんですけどでもなんか出せない。課題なのかなそれは。

――春の入れ替え戦で橋本選手は途中から入りましたが春と秋では何か違いはありましたか

富澤 最初から出るのと途中からどっちがいい?

橋本 それは最初からのほうがいいです。

富澤 そりゃそうだよね~。

橋本 私が途中から入ってポンポンって負けたみたいな。もうそういうイメージしかないですもん、入れ替え戦。

斎藤 試合の後ずっと言ってたよね。自分のせいだ、自分のせいだって。

橋本 ネガティブなんですよね。

――オフの日は何をされていますか

富澤 バイトです(笑)。バイトして寝てるかな。 

斎藤 ご飯行ったりタピオカ飲んだりしています。(笑)。

富澤 やっぱりタピオカなんだ(笑)。

――オススメのお店はありますか

 聞いたらいっぱい出てきますよ。

斎藤 すごいいっぱい行くんですよ。 

富澤 たくさん言ってくれるよね。渋谷って言ったら渋谷でオススメのところを言ってくれます。私、家と吉祥寺が近いので「吉祥寺で何かないの?」って聞いたら。「あるよ。」って言ってくれてちゃんと行きました。美味しかったよ。

――大学の近くでいいお店はありますか

斎藤 ターリー屋は安くていいですよ。

橋本 あ、あそこは?新しくできたところ。でも馬場まで行かないとないか。

斎藤 でもターリー屋のタピオカは・・・ってタピオカの話になってるじゃん(笑)!ダメですよ私がタピオカの話をし始めたら。

富澤 長いよね。

斎藤 ターリー屋のタピオカは安いけどやっぱり安いタピオカだなって思います。

一同 (笑)

斎藤 最近いろんなの飲んでいると、いろいろ。

富澤 なんかさ新宿の鹿マークのところ!

斎藤 あれは美味しいですよ!

富澤 あれ、行こうと思ったんですよ。

斎藤 あそこは黒糖タピオカが美味しいんですよ。 

富澤 じゃあ今度黒糖ね。でもあそこすっごい並んでいて。

斎藤 新宿のあそこめっちゃ並んでますよ。ってオフの過ごし方ですよね(笑)。なんかすいません(笑)。ご飯行ったりしています。

橋本 バイトかご飯行くかです。

――趣味はありますか

斎藤 すごいプライベート(笑)。結花さんの趣味なんですか?

富澤 何だと思う?

斎藤 あ、あれですよ。韓国ドラマ。

富澤 あぁー。最近、全然見ていないんですよね。 

斎藤 えー、ダメですか?

富澤 本当に今バイトしかしてないんだよね。学校、バレー、バイトみたいな生活なんですよ。

――寝る前とかは何かされますか

富澤 携帯いじっていますね。でも最近寝る前は絶対ストレッチするようにしていて。体柔らかくなっているんじゃないかって自分では思っています(笑)。

橋本 趣味ストレッチかっこいいな。

富澤 なんか趣味ないの?

橋本 先にいうね私。友里長いから。

斎藤 嫌だー(笑)。

橋本 私はYouTubeを見ることとゲームです。

富澤 何のゲーム?携帯ゲーム?なんか教えてほしい。

橋本 最近のやつはやってないです。

富澤 何やってるの?

橋本 唯さん(吉澤、スポ2=東京・三田)とか友さん(飯田友美、商3=長野・諏訪清陵)に教えてもらったパズルゲームをずっとやっています。

富澤 2045だっけ?

橋本 あれはもう終わりました。もう周期が終わっちゃったんで(笑)。ずっとゲームやっています。

富澤 へぇー。どうぞ!

斎藤 これ記事に載るんですよね?(笑)

富澤 いいよいいよ。抽象的に。

斎藤 えっと、ある俳優さんに関することです(笑)。すごいざっくり(笑)。

富澤 ね、ざっくり過ぎ(笑)。

――俳優さんとは

斎藤 うーん。俳優さんです(笑)。

橋本 (俳優が)行ったところを回るとか。

富澤 携帯とかもすごいですよ。その俳優さんが3人くらいいらっしゃる。こっちを開いてもいて、ちょっとめくってもいて。

斎藤 タピオカもそれのせいです(笑)。

――先日早稲田祭が開かれましたが、行かれました

斎藤 1年生3人で行きました。

――どこか回られましたか

斎藤 チアを見ました。なんでしたっけ?MYNX?

橋本 それを見て、わぁすげぇってなって。

斎藤 人いっぱいいるね、帰ろうかって(笑)。 

橋本> 部活終わりに行くところじゃなかったね。

――部活があったのですね

富澤 そうなんですよ。だから全然行けないよね。1回も行ったことないもん。

――他の部活の試合などは見に行かれますか

橋本 2年生よく野球行ってますよね。

富澤 野球好きなやついるからね。土日なんですよね、試合。なかなか行けないですね。でも1回アイスホッケーの早慶戦行きました。すごかったです。行った方がいいよあれ。

斎藤 アイスホッケーですか? 

富澤 そう。めっちゃかっこいい。

斎藤 行きます。

富澤 かっこいいかどうか知らないんですけど、被っているしガタイ良いし速いから、なんかすごいかっこよく見える(笑)。

――もうすぐクリスマスですが、何か予定はありますか

一同 バイトです!(笑)。

橋本 もう福島に帰ってやろうかと思ったんですけど(笑)。

富澤 これ2年生に聞きました?なんか2年生は毎年クリスマスパーティーするって。9人で仲良くてあの代は。

橋本 すごいですよね、9人て。

富澤 本当すごいよね。信じられないよ(笑)。(2年生は)確か果菜の家に集まって人狼とかしてたらしいんですけど、うちらは毎年万莉子(高木、政経3=東京・東洋英和女学院)と新大久保でチキンを買ってきて韓国ドラマを見ながら「かっこいいなー」って言いながらチキンを食っています(笑)。

橋本 イブは同期でパーティーします。

富澤 お!

橋本 何をするか決まってないですけど。じゃあ私たちもチキン買ってこようかな(笑)。

「最後は良い形で終わりたい」(富澤)


今年最後の大会に向け締まった表情を見せる富澤

――リーグ戦を踏まえて、インカレに向けて練習などで強化しているところはありますか

富澤 コンビをいっぱい色々なのをやろうと言っていて、色んなのをやってるよね(笑)。本当に、色んなのに絡んでいこうっていうのがあるので、まずそのコンビの練習を凄くやっていて、それにプラスして、昨日裕利恵が言ってたと思うんですけど、Aキャッチを返すみたいなのがあって、多分レシーバー陣はしっかりそれをやっていこうっていうのがあると思うので。あと今日やったのがブロックで、ブロックが低い分弱くて、次頑張って勝てば1部のチームと当たると思うんですけど、狙われるところがいっぱいあるので、粘り強くブロックもついていけるようにという、この3つかなって思うんだけどどう?そんな感じ?(笑)とりあえず、この3つですね。他ある?

斎藤 まあ、ちゃんとやってきたことをちゃんとやろうっていう感じです。

――インカレに向けての目標を一人ずつお願いします

橋本 今練習しているコンビをちゃんと完成した形で試合で出すっていうのと、頑張れば1部と当たるので、その1部はやっぱり本当にブロックも高いので、セッターとしてはちゃんと振って、一人にボールを集めないようにして、みんなが気持ちよく打てるようにしたいと思います。

斎藤 上手くいけば1部のチームとやれることになるので、春に全然通用しなかった自分のプレーが、秋は2部でやってきて、試せるじゃないですけど自分の力をぶつけられる機会になると思うので、そこでしっかりやってきたことを発揮できるようにすることと、結花さんと佳央理さんがいないところのローテをしっかり自分が決めきって、そこが足かせにならないように、そこだけは本当に頑張ります。本当に、そこのローテだけは頑張ります(笑)。

富澤 名前出しちゃいますけど、日体大に勝つというのがチームの目標であると思うんですけど、その前にまず高知工科大でもしっかりやっていかなきゃ絶対に勝てないと思うので、1試合1試合で自分達のいいところを本当にいっぱい出したいです。日体大に勝つっていう目標があっても、入れ替え戦で課題だった「勝たなきゃ」っていう気持ちが出せるように頑張らなくちゃいけないし、さっき言ってたけど1年の集大成になると思うので、自分もそうだしチームが今までやってきたこととか今課題にしてることが全部出せる試合になれば1番いいと思うし、あと1番は、佳央理さんに花を持たせたいので、佳央理さんがいっぱい決められる環境っていうのを自分達が作っていけたらいいかなって思います。

4年生はどのような存在ですか

富澤 4年生は1人1人に役割がある分、その役割に一生懸命になってくれていて、たまにチームを見れてないなっていう部分が私的にはあるんですけど、そういうときに私がいるんだっていうのがあって。多分自分が4年生になったらすごい責任を感じるだろうし、やらなければいけないことがたくさん出てきて大変なんだろうなって。1年生のときに4年生を見るのと今の位置で4年生を見るのは全然違って、もう4年生になるっていう3年生の立場から見ると私たちもこうなるんだなっていう目で見るので、どんな仕事をしてるのかなとかどんなこと考えているのかなっていうのをすごい考えるようになりました。だからこの1年間4年生を見てて大変なんだなってわかってこんなに苦しいのかっていうことを教えてもらいました。だからこそ来年頑張ろうって思えました。

橋本 すげぇー。なんか聞きいちゃった(笑)。

富澤 今1年生だから4年生って感じじゃん。

斎藤 お姉さんって感じです。

富澤 でもね、自分が3年生になったら見方が変わってくると思う。

――それは4年生もみなさん言っていましたね

富澤 そうですよね。

斎藤 中高は3学年しかないから2個上じゃないですか。でも大学生になって3つ上ってなるとやっぱり離れている感じがするよね。

橋本 うん。年上のお姉さんて感じ。 

斎藤 でもその分困っていたり悩んでいたりすると話を聞いて下さいますし、自分が経験してきたことが2年生とか3年生以上にいろいろあると思うのでそれを元に話してくれるのはすごいですし。

橋本 部室とかでも1番大きい声で喋っている(笑)。ちゃんとしてなくてヘラヘラしてるって感じだけど、裏の仕事をちゃんとやってくれているっていう感じがします。

――ワセダの長所は『粘り』のバレーですが、ラリーの中で上がったボールを打つときに何か大事にしていることはありますか。

富澤 すごいラリーをして、すごい粘ってっていう時のスパイクは「やべぇ、決めなきゃって」なる(笑)。

斎藤 なりますね。

富澤 私はその分キツいときこそ私に上がってこい!って思うタイプなので、上げていいよ。

橋本 ありがとうございます(笑)。

富澤 私は一発で決めるっていうよりラリーの中で何回も打って決めるっていうタイプなので、たくさん拾ってくれるとこっちも乗ってくるので、粘ってくれると感謝って感じです。

斎藤 私は粘っているときは、お願い結花さんに上げてって感じです(笑)。

富澤 センター下がりにくいからね。

斎藤 とりあえずクイックに全力で入るしかないです。でもセンターですし、ブロックは自分の中でちゃんと「やんなきゃ。」って思うので、ブロックで粘りのバレーにすこしでも貢献したいですし、粘るためにもブロックは重要だと思うので少しでもレシーブが楽になるように頑張ろうって思います。

橋本 私は攻撃っていうんですかね。

富澤 その攻撃を操っているんだよ。

橋本 せっかく上げてくれたボールをセッターはどうにでも出来るので、コントロールを嫌でもしないといけないのが2本目触る人なので、必死で上げてくれたボールを繋げるようになんとかトスにもっていこうっていう感じですね。

――最後にインカレへの意気込みをお願いします。

富澤 昨日が4年生との最後の練習試合だったんですけど、一度も勝てなかったのでこのまま終わるのは絶対嫌なのでとにかくいっぱい勝ちを取って良い形で終われるようにしたいです。4年生のためだけじゃなくて自分たちのためにもなると思うので、なんて言えばいいかな?(笑)。意気込みをどうぞ。

斎藤 頑張るしかないですね。

橋本 最後なので良い形で終われるように頑張ります! 

――ありがとうございました!

(取材・編集 飯塚茜、遠藤伶 写真 友野開登)


◆富澤結花(とみざわ・ゆか)(※写真中央)
1997年(平9)4月7日生まれ。168センチ。東京・文京学院大学女子高出身。スポーツ科学部3年。サイド。今回で3回目の対談となる富澤選手。初めての1年生をリードしながらもキレのあるトークをしてくれました。全カレでも頼りがいある副将の姿に注目です!

◆斎藤友里(さいとう・ゆり)(※写真左)
1999年(平11)7月24日生まれ。175センチ。千葉・敬愛学園高出身。社会科学部1年。センター。タピオカが大好きで、よく飲みに行くという斎藤選手。対談ではタピオカについて、バレーボールと同じくらいの熱量で語ってくれました。

◆橋本美久(はしもと・みく)(※写真右)
1999年(平11)5月22日生まれ。160センチ。福島・郡山女子大学附属高出身。。社会科学部1年。セッター。色紙を書く際周りの選手から「迫力ないじゃん(笑)!」と突っ込まれていた橋本選手。最近は美白意識の高さから大好きなチーズを多めに食べているそうです。インカレでは色紙通りの姿を見せてくれるでしょう!