「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月27日~7月10日/グラスコート)の男子シングルス決勝で、第2シードのアンディ・マレー(イギリス)と第6シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)が対戦。第1セットを6-4で先取した…

 「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月27日~7月10日/グラスコート)の男子シングルス決勝で、第2シードのアンディ・マレー(イギリス)と第6シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)が対戦。第1セットを6-4で先取したマレーが第2セットも7-6(4)で奪い、3年ぶりの優勝に王手をかけた。

 マレーとラオニッチの過去の対戦成績はマレーから6勝3敗で、今シーズンはマレーが3連勝。1月の全豪オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)準決勝では4-6 7-5 6-7(4) 6-4 6-2で、4月のモンテカルロ(ATP1000/クレーコート)の準々決勝では6-2 6-0で、前哨戦のロンドン(ATP500/グラスコート)の決勝では6-7(5) 6-4 6-3で、いずれもマレーが勝っている。

 ウィンブルドンには9年連続11回目の出場となるマレー。2013年には地元イギリス人選手として77年ぶりの優勝を飾っている。昨年は準決勝で、ロジャー・フェデラー(スイス)に5-7 5-7 4-6で敗れていた。

 ラオニッチはウィンブルドンには2011年から6年連続出場。昨年は3回戦で、ニック・キリオス(オーストラリア)に7-5 5-7 6-7(3) 3-6で敗れていた。準決勝では第3シードのフェデラーを6-3 6-7(3) 4-6 7-5 6-3で破り、自身初のグランドスラム決勝進出を果たしている。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)