フロリダ州出身で16歳のホイットニー・オシグウェ(アメリカ)が、USTA(米国テニス協会)により2019年の「全豪オープン」のワイルドカード(主催者推薦枠)の権利を与えられた。彼女はテキサス州タイラーで開催されたUSTAプロサーキットでのタ…

フロリダ州出身で16歳のホイットニー・オシグウェ(アメリカ)が、USTA(米国テニス協会)により2019年の「全豪オープン」のワイルドカード(主催者推薦枠)の権利を与えられた。

彼女はテキサス州タイラーで開催されたUSTAプロサーキットでのタイトルを含み、直近の下部ツアーのトーナメントで結果を残していた。

オシグウェがグランドスラムに挑戦するのはこれで2回目。初挑戦はUSTAが主催する18歳以下の大会でタイトルを獲得したことによって得たワイルドカードで出場した2018年の「全米オープン」だったが、1回戦でカミラ・ジョルジ(イタリア)に敗れていた。

男子ではジャック・ソック(アメリカ)がUSTAの持つ「全豪オープン」のワイルドカードの権利を獲得したが、現在世界ランキング106位のため、直接本戦に出場する可能性がある。また、ソックの次にUSTAのランキングに名を連ねている98位のライリー・オペルカ(アメリカ)と77位のブラッドリー・クラン(アメリカ)も、「全豪オープン」には自力で出場権を得る見込みだ。そのため、USTAは19日、205位のトミー・ポール(アメリカ)が繰り上がりでワイルドカードの権利を得る可能性があると述べている。(C)AP(テニスデイリー編集部)

※写真は2017年「ウィンブルドン」ジュニアの部のときのオシグウェ

(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)