キーパーをかわす吉澤。第6節での対戦では貴重な先制点をあげた4月に開幕した関東2部リーグも、いよいよ大詰めを迎える。今節の相手は、16節以降3勝2分と勢いに乗る慶大。中盤での素早いパス回しと巧みな攻撃スタイルは要注意だが、立大にも相手にとっ…


キーパーをかわす吉澤。第6節での対戦では貴重な先制点をあげた

4月に開幕した関東2部リーグも、いよいよ大詰めを迎える。今節の相手は、16節以降3勝2分と勢いに乗る慶大。中盤での素早いパス回しと巧みな攻撃スタイルは要注意だが、立大にも相手にとって“脅威”となる2人がいる。

第6節での対戦では、慶大にボールを支配されながらも吉澤(コ4=都立駒場)、吉田(コ3=JFAアカデミー福島)のツートップがそれぞれゴールネットを揺らし、2−1で辛勝。試合後のインタビューで吉澤は、「FWは結果を出すことが一番のアピールだと思う」と自らの役割を口にし、吉田は「少ないチャンスをものにすることが大切」とチームの攻撃スタイルを再確認した。

立大を開幕7連勝に導いた2人だが、その後は影をひそめるように失速した。後期リーグ9試合を終え、吉澤は第20節の東農大戦、吉田は第17節の日体大戦で1ゴールをマークしたものの、チームを軌道修正させるほどの活躍を見せることはできなかった。“決めるべき選手”の不振はイレブンにとっても不安材料となり、立大は後期開幕後2勝2分5敗と大きく負け越している。

「ゴール」という形でチームに貢献するシーンは少ないものの、前線での素早いプレスや攻撃パターンには定評のある2人。流れの中からゴールネットを揺らした前回の対戦の再演を果たし、首位・中大との最終戦に弾みをつけたい。

順位表(第20節終了時点)


☆紫風怒濤☆
11/18(日) VS慶大 14:00K.O.
@立教大学富士見総合グラウンド

(11月17日・小根久保礼央)