日本ハムの大谷翔平投手が9勝目を目指し、10日のロッテ戦(札幌ドーム)で先発する。■07年に樹立した14連勝に王手、重圧かかるも「何も気にせずに投げていきたい」 日本ハムの大谷翔平投手が9勝目を目指し、10日のロッテ戦(札幌ドーム)で先発す…

日本ハムの大谷翔平投手が9勝目を目指し、10日のロッテ戦(札幌ドーム)で先発する。

■07年に樹立した14連勝に王手、重圧かかるも「何も気にせずに投げていきたい」

 日本ハムの大谷翔平投手が9勝目を目指し、10日のロッテ戦(札幌ドーム)で先発する。

 自身最長8連勝がかかったマウンド。チームは07年に樹立した14連勝に王手をかけている。プレッシャーのある中で3位ロッテと対峙するが、全く気負いは感じられない。

 大谷「チームの流れがいいので、何も気にせずに投げていきたいなと思います。ある程度、抑えられれば打ち勝つ力はあると思っています」

 5月29日の楽天戦(コボスタ宮城)から大谷登板時はパ・リーグ主催試合で指名打者制を解除。6週連続で投手&主軸の“リアル二刀流”で起用され、3日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)では「1番・投手」で初球先頭打者弾を放った。

■栗山監督は疲労の蓄積を考慮、「疲れているのは間違いない」

 だが、栗山監督は投打両面での出場による疲労の蓄積を考慮。この日も「翔平の体次第。疲れているのは間違いない」と、10日は投手一本で臨ませる可能性を示唆している。

 大谷「やることは変わらないかと思います。(二刀流起用に)慣れてきたとかはないです。打者として出ても出なくても変わらないかと思います」

 前半戦ラスト登板。この大型連勝は自身が6勝目を挙げた6月19日の中日戦(ナゴヤドーム)から始まっている。

 大谷「(連勝を)止めたくないのは誰でも感じること。でも、止めたくない気持ちでは試合に入らない。自分の仕事をしっかりやれればいい」

 投手一本でもリアル二刀流でも、節目の1勝へ全力を注ぐ投球を見せてくれそうだ。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count