「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月27日~7月10日/グラスコート)の女子シングルス決勝で、ディフェンディング・チャンピオンで第1シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が第4シードのアンジェリック・ケルバー(ド…

 「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月27日~7月10日/グラスコート)の女子シングルス決勝で、ディフェンディング・チャンピオンで第1シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が第4シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)を7-5 6-3で下して大会連覇を達成した。試合時間は1時間21分。

 セレナはケルバーと8度目の対戦で6勝目。今シーズンは1月に全豪オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)決勝で対戦し、ケルバーがセレナを6-4 3-6 6-4で倒してグランドスラム初制覇を果たしていた。

 ウィンブルドンには10年連続17回目の出場となったセレナ。昨年は決勝でガルビネ・ムグルッサ(スペイン)を6-4 6-4で破り、6度目の優勝とグランドスラム通算21勝目を決めていた。

 昨年の大会を制してからグランドスラム4大会連続でタイトルを逃していたセレナは、シュテフィ・グラフ(ドイツ)と並ぶオープン化以降の最多記録となる22勝目を挙げた。史上最多はマーガレット・スミス コート(オーストラリア)の24勝となっている。

 セレナは姉ビーナスとのペアで出場しているダブルスでも決勝進出を果たしており、単複2冠をかけて第5シードのティメア・バボス(ハンガリー)/ヤロスラーワ・シュウェドワ(カザフスタン)と対戦する。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)