男子ツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月11~18日/室内ハードコート)の大会3日目、グループステージ「レイトン・ヒューイット」第2戦で、錦織圭(日本/日清食品)はケビン・アンダーソン(南アフリカ)に0…

男子ツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月11~18日/室内ハードコート)の大会3日目、グループステージ「レイトン・ヒューイット」第2戦で、錦織圭(日本/日清食品)はケビン・アンダーソン(南アフリカ)に0-6、1-6と完敗を喫し、グループリーグ1勝1敗となった。

ATP(男子プロテニス協会)によると、錦織は試合後「なぜ今日は上手くプレーできなかったのか全くわからない。今日はボールの感覚が良くなく、多くのミスをしてしまった。自分の日じゃなかった」とコメントしている。

錦織はこの試合、序盤から先にミスをしてしまい5度連続でサービスゲームを落とした。スタッツでみても、ファーストサーブの成功率は45%、ファーストサーブでのポイント獲得率は50%とサーブで優位に立てず、セカンドサーブでのポイント獲得率もわずか37%だった。またアンフォーストエラーの数も24本におよび、なかでもフォアハンドのものが15本と多くを占めた。

1勝1敗となった錦織は、第3戦となるドミニク・ティーム(オーストリア)戦に決勝トーナメント進出をかけることになる。「明日は良い練習ができることを願っている。今日のことはただ忘れるようにする」と語っており、プレーを修正して、勝利と決勝トーナメントへの切符を掴めるか注目が集まる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「Nitto ATPファイナルズ」第2戦での錦織

(Photo by Fred Lee/Getty Images)