今年度で71回目を迎えた全早慶明定期戦が行われた。OBも交えて行われる今大会。明大OBからは加藤寛樹氏(平30政経卒)、佐伯大輝氏(平30政経卒)が出場した。              ◆11・11 第71回全早慶明定期戦(和泉キャンパス…

 今年度で71回目を迎えた全早慶明定期戦が行われた。OBも交えて行われる今大会。明大OBからは加藤寛樹氏(平30政経卒)、佐伯大輝氏(平30政経卒)が出場した。              

◆11・11 第71回全早慶明定期戦(和泉キャンパス体育館メインアリーナ)
◆11・11 慶大・早大戦(和泉キャンパス体育館メインアリーナ)
明大2{24-26、25ー18、29ー27}1慶大

明大0{14-25、19ー25}2早大

<スターティングメンバー>(ローテーション順)
OH(アウトサイドヒッター)鎌田佳朗(法3=東亜学園)、MB松田海飛(文2=愛工大名電)、OP池田颯太(営2=松本国際)、OH小松一哉(政経3=雄物川)、MB三輪大将(政経1=高川学園)、S上林直澄(法2=東亜学園)、Li小川智大主将(政経4=川崎橘)

 現役時代さながらのプレーを披露した。慶大に1セット目を奪われて迎えた第2セット、昨年度主将を務めたOBの加藤氏が出場。「周りがとても安定していたので、楽しくやれた」(加藤氏)。昨年度幾度なくチームの危機を救ってきた力強いスパイクを見せるなど、チームの勝利に大きく貢献。加藤氏の活躍で勢いに乗った明大は2、3セット目を奪い逆転で慶大に勝利した。「昨年度のように楽しくやれた」(小川)。昨年度までともにプレーしてきたOBとの、懐かしいひと時を楽しんだ。

 力負けだった。慶大には勝利したものの、早大には力の差を見せつけられてストレート負け。途中から古川慎(営3=東海大四)、OBの佐伯氏などを投入したものの、流れを変えることができなかった。「やっぱり早稲田は強かった」(小川)と、4冠へ向かって突き進む早大の強さを改めて実感。「時間を無駄にしないように」(小川)。インカレまで残りあと約2週間と時間も限られてきている。残りの練習で課題を克服し、ベストの状態でインカレを迎えたい。

[大西健太]

試合後のコメント 

加藤氏 

――スパイクのパワーは健在でした。

 「そんなことないです笑」

――久しぶりに後輩とプレーしてみていかがでしたか。

 「小松とか上林とかがあそこまで吹き返して、頑張ろうとさせた小川はすごいですし、本人たちもすごいなと思いました」

――今年度は東日本インカレ3位など結果も残していますが。

  「見ていても強いなと思いますし、僕も嬉しいです」

――何か後輩たちに向けてアドバイスなどはありますか。

 「僕からは特にないです。元気よくやればいいと思います」

小川

 ――本日の試合を振り返っていかがですか。

  「今日は全カレにつながるようなブロックのシステムやレシーブのシステムを試してみましたけれど、チーム練習もそこまでできていなくて、それでも早稲田は強いなという感じはありました。全カレ優勝するには勝つしかないので、徹底して全カレまでの時間を無駄にしないように頑張りたいなと改めて思いました」

――インカレが迫ってきていますが、今後はどのような練習をされますか。

  「相性とかもありますけれど、相性が悪いから負けたとか言い訳はしたくないので、どのチームともやりあえるように自分たちに何が足りないかをもう一度考えて、今日のビデオなどを見直して、足りないものを補いたいと思います」

――久しぶりに加藤氏ともプレーできましたが。

 「すごい楽しめしたし、また昨年度みたいな感じで楽しくできたので良かったと思います」