男子ツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月11~18日/室内ハードコート)の大会1日目、グループステージ「レイトン・ヒューイット」第1戦でロジャー・フェデラー(スイス)を7-6(4)、6-3のストレートで…

男子ツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月11~18日/室内ハードコート)の大会1日目、グループステージ「レイトン・ヒューイット」第1戦でロジャー・フェデラー(スイス)を7-6(4)、6-3のストレートで破って初戦白星を挙げた錦織圭(日本/日清食品)が試合後のインタビューに答えた。

勝利について錦織は「1試合目勝てたことは一番大きいかなと思います、内容はそんなに良くなかったですが。お互いにミスが多く、特に第1セットではなかなかリズムをつかめなかったですね。第2セットは徐々にリズムもつかめて、良いプレーが出始めました」と反省を交えて述べた。

この2ヶ月で2回負けているフェデラーに対して、「良いテニスをすることはもちろん、フォアで攻めることを意識しながら今日は戦いました。途中でラッキーなポイントもありましたし、今日は勝ててとても嬉しいです」と語った。

また、試合前にフェデラー戦にむけて何かを変えなければいけないと語っていたことについては「戦術はかなり変えられたと思います。プレーの質も少しずつ上げていけました。この2ヶ月で2回負けているので、何かを変えなければと思っていましたし、それが実行できたかなと思います」と力強く答えた。

また、ロンドンの地下鉄でセルフィーを撮ったことについて聞かれると「(ファイナルズ出場の)トッププレイヤーたちでロンドンの地下鉄に乗ったのが楽しかったですね。とっても美しくて素晴らしい経験でした」と答えた。

次戦については「確実にレベルを上げていかないといけないと思います。今日も反省点は多くあったので。この勝利を自信にして、次も戦いたいと思います」と語った。

その第2戦の相手はケビン・アンダーソン(南アフリカ)に決まっており、日本時間13日の23時以降に開始予定だ。

この日先に行われた試合ではアンダーソンがドミニク・ティーム(オーストリア)を破っており、初戦白星を飾った者同士の対戦となる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「Nitto ATPファイナルズ」第1戦での錦織

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)