男子ツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月11~18日/室内ハードコート)の大会1日目、グループステージ「レイトン・ヒューイット」第1戦で、錦織圭(日本/日清食品)がロジャー・フェデラー(スイス)と対戦。…

男子ツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月11~18日/室内ハードコート)の大会1日目、グループステージ「レイトン・ヒューイット」第1戦で、錦織圭(日本/日清食品)がロジャー・フェデラー(スイス)と対戦。7-6(4)、6-3で錦織が勝利し、初戦を白星で飾った。錦織がフェデラーに勝利したのは2014年の「ATP1000 マイアミ」以来、約4年8ヶ月ぶり。対フェデラー戦の連敗を6で止めた。

第1セットは緊張感のあるタイブレークを制した錦織。第2セットは錦織のサービスゲームから。第1ゲームで0-40とこの試合初のブレークポイントを握られた錦織は、1本をしのぐもブレークを喫し、1ブレークダウンとされた。しかし、第2ゲームで錦織がすぐさまブレークバックに成功。第3ゲームでもデュースに持ち込まれたが、フェデラーのミスにも助けられて錦織がキープした。

お互いにキープして迎えた第6ゲーム、フェデラーのサーブミスが続いて30-40と錦織にブレークのチャンスが訪れると、この好機を逃さずにブレークに成功し、1ブレークアップとした。さらに調子良く第7ゲームをラブゲームでキープし、ゲームカウントは5-2に。

第8ゲームではブレークのチャンスを作ることができなかったが、続く第9ゲームが錦織のサービング・フォー・ザ・マッチとなった。ここでも錦織はフェデラーにチャンスを作らせずにキープし、第2セットを6-3で奪ってフェデラーに勝利し、好スタートを切った。

両者は次戦でケビン・アンダーソン(南アフリカ)、ドミニク・ティーム(オーストリア)のどちらかとそれぞれ対戦する。(テニスデイリー編集部)

※写真は「Nitto ATPファイナルズ」第1戦での錦織

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)