11月9日、ATP(男子プロテニス協会)がATPワールドツアーアワードの各受賞者を発表。世界ランキング3位のロジャー・フェデラー(スイス)が、「テニスファンが最も好きなプレーヤー」に16年連続で選ばれた。ファン投票によって選ばれるこの賞をフ…

11月9日、ATP(男子プロテニス協会)がATPワールドツアーアワードの各受賞者を発表。世界ランキング3位のロジャー・フェデラー(スイス)が、「テニスファンが最も好きなプレーヤー」に16年連続で選ばれた。

ファン投票によって選ばれるこの賞をフェデラーが初めて受賞したのは2003年。「ウィンブルドン」でグランドスラム初優勝を飾った年だった。

見る者を魅了するプレーは、その華麗さだけでなくもちろん強さも兼ね備えており、現在37歳と通常の選手なら引退していてもおかしくない年齢となった今でも、トップレベルで活躍を続けている。

今シーズン、フェデラーは昨年復活した勢いのまま「全豪オープン」で2連覇、6度目の優勝を飾ると、2月には約5年4ヶ月ぶりに世界ランキング1位に返り咲いた。そして現在も3位に位置し、今年も最終戦である「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月11~18日/室内ハードコート)への出場を決めている。

これまでの長いキャリアで、フェデラーが積み重ねてきたタイトルはなんと99個。現地時間11日より開幕する「Nitto ATPファイナルズ」で、100個目のタイトルを獲得できるか注目だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 バーゼル」で優勝したときのフェデラー

(Photo by Harold Cunningham/Getty Images)