男子ツアー最終戦として、年間上位8選手で競い合う「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月11~18日/室内ハードコート)。世界ランキング10位のジョン・イズナー(アメリカ)は初めてツアー最終戦に臨む。なお、イズナーはラ…

男子ツアー最終戦として、年間上位8選手で競い合う「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月11~18日/室内ハードコート)。世界ランキング10位のジョン・イズナー(アメリカ)は初めてツアー最終戦に臨む。なお、イズナーはラファエル・ナダル(スペイン)が最終戦を欠場したことにより、繰り上がりでの出場となった。

33歳のイズナーは今シーズン7月16日更新の世界ランキングで自己最高の8位を記録。また今シーズンは3月の「ATP1000 マイアミ」、7月の「ATP250 アトランタ」で優勝。アトランタでの優勝は5度目となりキャリア通算14個目のタイトル獲得となった。

また7月の「ウィンブルドン」では、準決勝でケビン・アンダーソン(南アフリカ)に敗れたイズナー。ビッグサーバー対決となったこの一戦は驚異の試合時間6時間36分を記録し、グランドスラム史上2番目に長い試合時間となった。なお、グランドスラム史上最長の試合もイズナーが記録しており、2010年「ウィンブルドン」1回戦のニコラ・マウ(フランス)との対戦で11時間5分だ。

そんなイズナーは、グループステージ第1戦で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と2015年以来に対戦予定。高速サービスを武器に、今シーズン完全復活を果たしたジョコビッチ相手にどの様な試合展開を見せるか注目だ。◇   ◇   ◇

グループステージの組み合わせは、次の通り。

■グループ「グーガ・クエルテン」

[1]ノバク・ジョコビッチ(セルビア):世界ランキング(シングルス)1位

[3]アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ):世界5位

[5]マリン・チリッチ(クロアチア):世界7位

[8]ジョン・イズナー(アメリカ):世界10位

■グループ「レイトン・ヒューイット」

[2]ロジャー・フェデラー(スイス):世界3位

[4]ケビン・アンダーソン(南アフリカ):世界6位

[6]ドミニク・ティーム(オーストリア):世界8位

[7]錦織圭(日本/日清食品):世界9位(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ウィーン」でのイズナー

(Photo by Michael Molzar/SEPA.Media /Getty Images)