世界最大の自転車ロードレース、ツール・ド・フランスが現在開催中。日本からはリオデジャネイロ五輪自転車ロード日本代表でもある新城幸也選手(ランプレ・メリダ)が出場しています。その新城選手が7月7日の第6ステージで敢闘賞を獲得しました!敢闘賞は…
世界最大の自転車ロードレース、ツール・ド・フランスが現在開催中。日本からはリオデジャネイロ五輪自転車ロード日本代表でもある新城幸也選手(ランプレ・メリダ)が出場しています。その新城選手が7月7日の第6ステージで敢闘賞を獲得しました!
敢闘賞は簡単にいうと「その日一番頑張った選手」に与えられる賞です。新城選手は2012年ツール・ド・フランス第4ステージでも獲得したことがあります。7日はアルパジョンシュルセール~モントバンまでを走る190.5kmで、新城選手はレース序盤からチェコのヤン・バルタ選手(ボーラ・アルゴン18)と一緒に逃げを決めました。
ツール・ド・フランスの実際にレースが始める0kmスタート地点はけっこう地味です
新城選手とバルタ選手が3km地点辺りで逃げを決めたようです。敢闘賞のスポンサーPrix Antargazもツイートしています。
ふたりは残り125kmで後続のメイン集団に4分50秒まで差を広げました。
新城選手、山岳ポイントを獲得しました。カルフールは山岳賞のスポンサーです。
ふたりで協力して逃げ続けます。
ちょっと差が詰まってきています。選手のロードバイクにはGPS機器が搭載されています。
現地でジャーナリストの山口和幸さんも応援!
ゴールまで30kmを切りましたが、後ろからメイン集団が迫ってきています。
後続に吸収です。お疲れさまでした。
しかし、果敢な走りが評価された新城選手は2回目の敢闘賞受賞となりました!
ちなみにこの日の優勝は英国のマーク・カヴェンディッシュ選手(ディメンションデータ)でした。おめでとうございます!
日本からの取材陣も大喜びです!
レース後の新城選手。おめでとうございます!
新城選手は今年2月のツアー・オブ・カタールで左大腿骨を骨折。心配されたものの順調な回復で、5月に行われたツアー・オブ・ジャパンでレースに復帰しました。そして大会7日目の伊豆ステージでステージ優勝!
それだけでも驚きでしたが、世界最高の舞台ツール・ド・フランスで敢闘賞を獲得したことは日本中の自転車ファンが歓喜しました。次こそはステージ優勝ですね!
ツール・ド・フランスは7月24日、パリ・シャンゼリゼにゴールします。
ツール・ド・フランス第6ステージで敢闘賞を獲得した新城幸也(2016年7月7日)(c) Getty Images
ツール・ド・フランス第6ステージで敢闘賞を獲得した新城幸也(2016年7月7日)(c) Getty Images