錦織圭(日本/日清食品)が現地の11月2日、「ATP1000 パリ」(フランス・パリ/10月29日~11月4日/室内ハードコート)男子シングルス準々決勝で、第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)と対戦する。試合は日本時間の11月3日午前…

錦織圭(日本/日清食品)が現地の11月2日、「ATP1000 パリ」(フランス・パリ/10月29日~11月4日/室内ハードコート)男子シングルス準々決勝で、第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)と対戦する。試合は日本時間の11月3日午前4時30分以降に開始予定だ。

今シーズン1月、約5ヶ月間のツアー離脱から復帰した錦織は現在世界ランキング11位。「ATP1000 モンテカルロ」で準優勝、「ウィンブルドン」でベスト8、「全米オープン」ではベスト4進出を果たしている。なお、錦織は翌週発表される世界ランキングで9位以上が確定し、1年2ヶ月ぶりにトップ10に返り咲くことになっている。

対戦相手のフェデラーは前週の「ATP500 バーゼル」で今シーズン4個目のツアータイトルを獲得、キャリア通算99個目のタイトルとなっていた。また、錦織とフェデラーはツアー本戦で過去8回対戦し、錦織の2勝6敗となっている。直近の対戦は今年10月の「ATP1000 上海」で、そのときは錦織が敗れていた。

そして年間上位8位までが出場できるツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」出場権争いにおいては、錦織は現在9位。レースランキング8位のドミニク・ティーム(オーストリア)と出場を争っているが、現時点ではこの大会で決勝進出することが自力で出場権を獲得する最低条件となっている。

3回戦では、ケビン・アンダーソン(南アフリカ)を破り、前週「ATP500 ウィーン」決勝のリベンジを果たした錦織。フェデラーとの対戦に向けては「ロジャーに上海でこの前負けているので、ケビンと同様にリベンジをしないといけないので、明日も思い切って、今日みたいなプレーができるように頑張ります」と語った。最終戦出場に向け、準々決勝でも強敵を相手にリベンジを果たせるか期待がかかる。

テニスデイリーでは、サイト上で試合速報とハイライト動画の配信を無料で行う予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 上海」での錦織

(Photo by Lintao Zhang/Getty Images)