東京六大学野球秋季リーグ戦 閉会式 2018年10月29日(月) 神宮球場   2018年度秋季リーグ戦は、法大の12季ぶりの優勝で幕を閉じた。3大学に優勝の可能性が残った中で、最終的に勝ち点4、勝率も.750(13試合9勝3敗1分…

東京六大学野球秋季リーグ戦 閉会式

2018年10月29日(月)

神宮球場

 

2018年度秋季リーグ戦は、法大の12季ぶりの優勝で幕を閉じた。3大学に優勝の可能性が残った中で、最終的に勝ち点4、勝率も.750(13試合9勝3敗1分)の成績と春から一転好成績を収めた。タイトル獲得者も、一塁手で中山翔太(人4)、二塁手で相馬優人(営3)、外野手で向山基生(営4)、小林満平(法4)と4人。向山と中山は昨季に続く受賞となった。(※優勝のWebは別に挙げさせていただきます)

ベストナイン選手インタビュー(※ポジション順で掲載)

中山 翔太 内野手

–ベストナインを受賞しました
まあ優勝ができて良かったので、ベストナインはおまけかなと思っています。

 

相馬 優人 内野手

–ベストナインを獲得した今のお気持ちは
ずっとベストナインを取りたいって言っていたので、取れて嬉しかったです。

–どのような点が評価されてベストナインを取ることができたと思う
春に比べて打撃の波が小さく、少なくすることができて、それが打率3割3分3厘という結果を残すことにつながったと思いますし、守備でも、1エラーしてしまったのですが、1エラーで抑えられたのが、バッティングの調子にも結びついたのかなって思います。

–打撃が好調だった要因は
夜、川口(凌、人4)さんと公園でずっとバットを振っていて、そのおかげで自分のコンディションや調子を確認することできたので、やっぱりそれが一つの要因かなと思います。

–打撃成績の順位の方も6位と上位に食い込みました
それは素直にうれしいですね。でも、前から監督には「3割5分残せ」と言われているので、その結果がまだ出せていないということはまだ力不足だと思うので、そこは来年の春に向けてまた頑張りたいと思います。

–前回のベストナインと比べて変化したことは
あの時はまだ下級生だったってこともあって、自分の結果しか考えることができなかったのですが、今回は自分の結果よりもチームのことを考えた結果(でのタイトル)だったと思うので、自分のためか、チームのためかという(自分の考えの)ところはだいぶ違うと思います。

 

向山 基生 外野手

–2度目のベストナイン受賞となりました
本当にうれしい気持ちでいっぱいです。でも、何より優勝できたのがうれしいですね。

–ご自身ではどのような点が評価されたと思いますか
打点の部分だと思います。

–お話にあったように、今季は15打点を挙げ、自己最高の記録となりました
当たりはきれいな当たりではないものも多かったのですが、少しでもチームに貢献できたので、良かったと思います。

-特に印象に残っている打席は
明治との3戦目ですね。センター前ヒットを打った打席はすごくうれしかったです。

–勝負強さを見せることができた要因は
練習は監督と共にずっとやってきて、あとはやるだけという自信がありました。そのような部分だと思います。

–今季、ベストナインは法大から4人が選出されました
春に自分が受賞させていただいたとき、秋は全員でベストナインを総なめできるようにと思っていました。4人はすごいことだと思うので、うれしいです。

–今季の個人としての結果を振り返って
自己評価を勝負強い打撃ができたことが本当に良かったことですし、大学生活全体でも安定した結果を残せたと思うので、次のステージでも自信を持っていきたいと思います。

 

小林 満平 外野手

–ベストナインに選出されました
優勝というのがあるだけで、2年前とは比べ物にならないくらいうれしいです。

–ベストナインに選ばれた要因として
バッティングに目が行きがちなのですが、バントと盗塁と四球というところで自分の納得いく結果を出すことができました。そういった面でチームに貢献できたということは、とてもうれしかったです。

–今季は四死球も多かったと思います
塁に出られれば出塁という意味でチームのプラスになると思うので、今季は何が何でも塁に出るぞという気持ちで毎回打席に立っていました。

–チームのためにという思いが、個人の結果にもつながったと思いますが
社会人でも野球を続けるので、この秋のモチベーションというか自分の気持ちの持ち方というのは忘れずにやっていきたいです。

–思い通りにいかなかった春から、どのように秋を迎えましたか
チームのためにじゃないですけど、自分のできることを100%試合で発揮するというのを心掛けていました。練習でも1球1球大切に打ち込んだり、走り込んだりしてきたので本当に良かったです。

天皇杯を受け取る向山
表彰は幹部選手が受け取った(左から川口凌、中山、中村浩、菅野、大西千)
笑顔で受け取る川口凌
中山もうれしそうな表情を見せた
冷静な表情で受け取った中村浩
持ち前の笑顔を絶やさず表彰を受けた大西千
撮影に応えるベストナイン獲得の4選手(前列中山、後列左から相馬、向山、小林)