「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月27日~7月10日/グラスコート)の男子シングルス準々決勝で、第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)が第9シードのマリン・チリッチ(クロアチア)から最初の2セットを奪われたが…

 「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月27日~7月10日/グラスコート)の男子シングルス準々決勝で、第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)が第9シードのマリン・チリッチ(クロアチア)から最初の2セットを奪われたが、6-7(4) 4-6 6-3 7-6(9) 6-3で倒してベスト4進出を決めた。試合時間は3時間17分。

 フェデラーはチリッチと7度目の対戦で6勝目。前回の対戦は2014年の全米オープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)準決勝で、チリッチが6-3 6-4 6-4のスコアでフェデラーから初勝利を挙げていた。

 ウィンブルドンに18年連続で出場するフェデラーは、2003年からの5連覇を含めて史上最多タイの優勝7回を数える。昨年は10度目の決勝進出を果たしたが、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)に6-7(1) 7-6(10) 4-6 3-6で敗れている。

 フェデラーは準決勝で、第6シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)と対戦する。ラオニッチは準々決勝で、第28シードのサム・クエリー(アメリカ)を6-4 7-5 5-7 6-4で下しての勝ち上がり。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)