「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月27日~7月10日/グラスコート)の大会10日目は車いすの部がスタート。今年からシングルスが開催され、第2シードの上地結衣(エイベックス)はアニエク・ファンクォト(オランダ)に6-2 5-7…

 「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月27日~7月10日/グラスコート)の大会10日目は車いすの部がスタート。今年からシングルスが開催され、第2シードの上地結衣(エイベックス)はアニエク・ファンクォト(オランダ)に6-2 5-7 4-6で敗れ、初戦突破はならなかった。試合時間は2時間8分。

 上地とファンクォトは1ヵ月前の全仏オープン(フランス・パリ/クレーコート)でも1回戦で対戦し、上地が2-6 6-0 6-3で勝っていた。

 ファンクォトは準決勝で、ジョーダン・ワイリー(イギリス)とルーシー・シューカー(イギリス)の勝者と対戦する。

 上地はワイリーとのダブルスでは第1シードで出場し、大会3連覇に挑む。初戦の対戦相手はマジョレーン・バイス(オランダ)/ルイーズ・ハント(イギリス)となっている。

 車いすテニスは男女シングルス8ドロー、ダブルス4ドローで争われる。

 ダブルスのみで開催された昨年の大会は、男子がグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)/ニコラ・ペイファー(フランス)が初優勝、女子は上地/ワイリーが2連覇を達成した。

 男子の国枝慎吾(ユニクロ)は右肘の状態が万全でないため、今大会は欠場となっている。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)