錦織圭(日本/日清食品)が現地の10月28日、「ATP500 ウィーン」(オーストリア・ウィーン/10月22~28日/室内ハードコート)男子シングルス決勝で第2シードで世界8位のケビン・アンダーソン(南アフリカ)と対戦。試合は日本時間28日…

錦織圭(日本/日清食品)が現地の10月28日、「ATP500 ウィーン」(オーストリア・ウィーン/10月22~28日/室内ハードコート)男子シングルス決勝で第2シードで世界8位のケビン・アンダーソン(南アフリカ)と対戦。試合は日本時間28日22時に開始予定だ。

現在世界ランキング11位で、トップ10復帰まであと一歩と迫った錦織。今シーズン1月に右手首故障によるツアー離脱から約5ヶ月ぶりに復帰し、「ATP1000 モンテカルロ」で準優勝、「ウィンブルドン」でベスト8、「全米オープン」ではベスト4進出を果たしている。

対戦相手のアンダーソンは今シーズン、2月の「ニューヨーク・オープン」でツアータイトルを獲得。「ウィンブルドン」では決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)に敗れたものの準優勝という結果を残した。また錦織とアンダーソンはツアー本戦で過去6回対戦し、錦織の4勝2敗となっている。

錦織は、シーズン最後に年間の上位8選手で競う「Nitto ATPファイナルズ」の出場権をかけたレース・トゥ・ロンドンで現在10位。9位のジョン・イズナー(アメリカ)、8位のドミニク・ティーム(オーストリア)と熾烈な争いを続けている。

今大会イズナーは2回戦で敗退、錦織は準々決勝でティームに圧勝し、10月29日発表予定の最新レースランキングでは錦織が9位に再浮上することが決まった。

準決勝後、自身の公式アプリで「みなさん応援ありがとうございました。初めてのウィーンで決勝に行くことができました。明日も楽しんでプレーしたいと思います」とメッセージ動画を投稿した錦織。決勝でアンダーソンを破り、2年8ヶ月ぶりの優勝と、最終戦の出場権獲得に向けポイントを重ねることに期待したい。

テニスデイリーでは、サイト上で試合速報とハイライト動画の配信を無料で行う予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」での錦織

(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)