Tennis World USAによればノバク・ジョコビッチ(セルビア)はラファエル・ナダル(スペイン)と対戦することについて「最高の舞台でラファと対戦して勝つというのは、ぼくにとって最高の挑戦なんだ」と話した。ジョコビッチは「間違いなくぼ…

Tennis World USAによればノバク・ジョコビッチ(セルビア)はラファエル・ナダル(スペイン)と対戦することについて「最高の舞台でラファと対戦して勝つというのは、ぼくにとって最高の挑戦なんだ」と話した。

ジョコビッチは「間違いなくぼくのキャリアの中で最大のライバル関係だ。彼とはこれまで52回対戦して、コートも違えば、試合の持つ意味合いも違った。プロとしてツアーを回るようになった一年目か二年目の時点で、すでに彼とは大きな大会で何度か対戦しているんだ」と語る。

ジョコビッチが話す通り、両者は過去52回対戦していてジョコビッチの27勝25敗。グランドスラム、ATPマスターズ1000を含む数々の大舞台で対戦してきた。52回対戦のうち決勝では24回、準決勝では19回対戦している。

そしてジョコビッチは「試合をするたびにいつも何か新しいこと、新しい刺激、それにもちろん緊張と期待の両方から来るたくさんの感情をもたらしてくれる。できればこれからもそういうものが大きくなって、かつてない大きなライバル関係を育んでいけたらと思う。最高の舞台、最高の大会でラファと対戦して、勝つというのはぼくにとって最高の挑戦なんだ」「もちろん、簡単なことじゃない」と熱く語る。

続けて「彼とのライバル関係があるからこそ、ぼくは人としてもテニスプレイヤーとしても成長することができている。ぼくが取り組まなければならないことを理解することができている」と話した。

ジョコビッチとナダルは7月の「ウィンブルドン」準決勝を最後にしばらく対戦していない。今後も2人が素晴らしい対戦を見せてくれる事を期待したい。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」でのジョコビッチ(右)とナダル(左)

(Photo by Chaz Niell/Icon Sportswire via Getty Images)