ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムの今年のPRイベントとして、「千羽鶴をフランスの本大会に届け、出場選手の安全と健康、さいたま大会の成功を祈願しよう」という企画が行われた。たくさんの人たちによって完成した折り鶴4000羽が7月3日、現…

ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムの今年のPRイベントとして、「千羽鶴をフランスの本大会に届け、出場選手の安全と健康、さいたま大会の成功を祈願しよう」という企画が行われた。たくさんの人たちによって完成した折り鶴4000羽が7月3日、現地に到着した。

名づけて「鶴 de France」(つる・ど・ふらんす)という企画。「ダジャレじゃん!」というなかれ。世界最大の自転車レースに日本のファンの熱き想いを届けようと真剣に考えた企画である。ツール・ド・フランスの4賞ジャージにちなんだ4種類の折り紙、黄色・緑色、赤い水玉、純白で鶴を折り、4つの千羽鶴を完成させた。
4月29日から5月1日まで、さいたまスーパーアリーナで行われた「さいたまスポーツフェスティバル2016」では地元の子どもたちが協力してくれたという。「楽しそうに鶴を折っている子どもたちにつられて、私もチャレンジしてみました」と語るさいたま市の清水勇人市長。

「子どもたちに教えてもらいながらなんとか折ることができました。ツール・ド・フランス本大会の成功を願っています。今年のさいたまクリテリウムにも期待していてください!」
5月に東京・明治神宮外苑で行われた「サイクルドリームフェスタ2016」、大宮駅西口イベントスペースで行われた「『鉄道のまち大宮』鉄道ふれあいフェア」でも実施。6月5日にはツアー・オブ・ジャパン東京ステージの会場で折り鶴作りに自転車ファンが協力してくれた。

「折り鶴に祈りを込めるという日本の伝統文化を知っていただけたら」とツール・ド・フランスの現場に持ち込んだ、さいたま市役所スポーツイベント課の清水大樹主任がその想いを語った。もちろん、さいたま市民にイベントとしての「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」を知ってほしいという戦略もあり、特徴のあるネーミングもあってねらいは成功した。

4本の千羽鶴は、さいたまの子どもたちや日本の自転車ファンの思いを込めて、パリ・シャンゼリゼまで選手たちと一緒にかけめぐるという。

ツール・ド・フランス第2ステージのサルドプレスにて撮影:山口和幸

ツール・ド・フランス第2ステージのサルドプレスにて撮影:山口和幸

ツール・ド・フランス第2ステージのサルドプレスにて撮影:山口和幸

ツール・ド・フランス第2ステージのサルドプレスにて撮影:山口和幸

ツール・ド・フランス第2ステージのサルドプレスにて撮影:山口和幸

ツール・ド・フランス第2ステージのサルドプレスにて撮影:山口和幸

ツール・ド・フランス第2ステージのサルドプレスで各国取材陣にさいたま大会の資料を配付撮影:山口和幸

ツール・ド・フランス第2ステージのサルドプレスで各国取材陣にさいたま大会の資料を配付撮影:山口和幸