北米カーオブザイヤー主催団体は6月下旬、「2017北米カーオブザイヤー」に、「SUVオブザイヤー」を新たに設定すると発表した。北米カーオブザイヤーは今回が24度目。米国とカナダ在住の約50名のジャーナリストが、この1年間に北米で発売、または…
北米カーオブザイヤー主催団体は6月下旬、「2017北米カーオブザイヤー」に、「SUVオブザイヤー」を新たに設定すると発表した。
北米カーオブザイヤーは今回が24度目。米国とカナダ在住の約50名のジャーナリストが、この1年間に北米で発売、またはデビュー予定の新型車の中からベストな1台を選出する。年間販売台数は5000台以上が条件となるため、スーパーカーや一部高級車は選考から除外される。
これまで、北米カーオブザイヤーは、「乗用車」と「トラックおよびユーティリティ」の2部門。今回からトラックとユーティリティを別部門化し、乗用車、トラック、SUVの3部門とする。
今回の決定は、ガソリン価格の下落や景気回復を受けて、北米でSUVの販売が伸びていることを受けての対応。3部門のイヤーカーは2017年1月、米国で開催されるデトロイトモーターショー16で発表される。
北米カーオブザイヤー主催団体のMark Phelan代表は、「SUVブームは自動車産業を変えている。顧客はSUVを、仕事から家族の送迎、オフロード走行まで、多彩に使用。北米カーオブザイヤーの審査員は、SUVオブザイヤーを設けることを決めた」とコメントしている。