「ATP500 ウィーン」(オーストリア・ウィーン/10月22~28日/室内ハードコート)の大会6日目、男子シングルス準決勝で第5シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界ランキング71位のミカエル・ククシュキン(カザフスタン)と対戦。第1セッ…

「ATP500 ウィーン」(オーストリア・ウィーン/10月22~28日/室内ハードコート)の大会6日目、男子シングルス準決勝で第5シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界ランキング71位のミカエル・ククシュキン(カザフスタン)と対戦。第1セットは6-4で錦織が先取した。

両者は過去に7回対戦しており、錦織が7勝0敗と全勝している。対するククシュキンは予選からの勝ち上がりながら、1回戦で第3シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)をフルセットの末に破っている。シーズン最終戦となる「Nitto ATPファイナルズ」の出場権をかけたレース・トゥ・ロンドンで現在10位の錦織は、10月29日発表予定の最新レースランキングでは錦織が9位に再浮上することが決まっているが、さらにポイントを上乗せしていくことができるのか、期待がかかる。

第1セットは錦織のサービスゲームから始まった。序盤からお互いにキープし合う、落ち着いた展開となった。錦織は第4ゲームで積極的に前に出て、ククシュキンのボディを狙ったボレーを放つも、上手くリターンされてしまい、チャンスを作ることができない。

錦織は第6ゲームで15-40とこの試合初となるブレークポイントを握ったが、ククシュキンの好サーブに阻まれ、リードを作ることができない。

その後も両者決め手を欠いたまま試合は進んでいき、第9ゲームを終えてゲームカウント5-4となった。そして続く第10ゲームで錦織が積極的に前に出てデュースに持ち込むと、粘るククシュキンのサービスゲームを見事に破り、第1セットを6-4で先取した。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」2回戦での錦織圭

(Photo by Julian Finney/Getty Images)