「ATP500 ウィーン」(オーストリア・ウィーン/10月22~28日/室内ハードコート)の大会5日目、男子シングルス準々決勝で第5シードの錦織圭(日本/日清食品)が第1シードで世界7位のドミニク・ティーム(オーストリア)と対戦。6-3、6…

「ATP500 ウィーン」(オーストリア・ウィーン/10月22~28日/室内ハードコート)の大会5日目、男子シングルス準々決勝で第5シードの錦織圭(日本/日清食品)が第1シードで世界7位のドミニク・ティーム(オーストリア)と対戦。6-3、6-1で錦織が勝利した。これで錦織は、シーズン最終戦となる「Nitto ATPファイナルズ」の出場権をかけたレース・トゥ・ロンドンでジョン・イズナー(アメリカ)を抜き、9位に再浮上することが決まった。

勝利した錦織は、準決勝でミカエル・ククシュキン(カザフスタン)と対戦する。ククシュキンはマートン・フクソービッチ(ハンガリー)を破っての勝ち上がり。

第1セットでは、流れを引き寄せられそうなところをしっかり抑えて先取した錦織。第2セットはティームのサービスゲームから。第1ゲームでデュースの末にブレークに成功した錦織は、第3ゲームでもブレークに成功して2ブレークアップとし、またしても序盤を優位に進めた。

第5ゲームはティームにキープされたが、錦織は第6ゲームをラブゲームでキープし、ゲームカウント5-1と勝利まであと1ゲームとした。

そして第7ゲームでも錦織の勢いは止まらずにティームのサービスゲームを破り、6-1で第2セットを連取して準決勝進出を決めた。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」準決勝での錦織圭

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)