「ATP500 ウィーン」(オーストリア・ウィーン/10月22~28日/室内ハードコート)の大会4日目、男子シングルス2回戦で第1シードのドミニク・ティーム(オーストリア)がサム・クエリー(アメリカ)と対戦。ティームが6-4、6-4で勝利し…

「ATP500 ウィーン」(オーストリア・ウィーン/10月22~28日/室内ハードコート)の大会4日目、男子シングルス2回戦で第1シードのドミニク・ティーム(オーストリア)がサム・クエリー(アメリカ)と対戦。ティームが6-4、6-4で勝利し、地元大会でベスト8に進出した。

これにより、第5シードの錦織圭(日本/日清食品)の準々決勝の相手がティームに決まった。シーズン最後に年間の上位8選手で競う「Nitto ATPファイナルズ」の出場権をかけた熾烈な争いも終盤に入ってきており、現在ティームが出場圏内の8位、ジョン・イズナー(アメリカ)が9位、そして錦織が10位と続いている。

今回、錦織にはその8位との差を自分の力で縮めるチャンスがやってきた。錦織とティームは過去に3度対戦しており、錦織の2勝1敗。しかし直近の対戦である今年の「全仏オープン」では、セットカウント1-3で錦織が敗れている。またハードコートでの対戦は今回が初となる。

「全仏オープン」のリベンジを果たすとともに、最終戦出場を手繰り寄せることができるのか期待される。

この注目の一戦は、日本時間26日21時30分に開始予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ウィーン」でのティーム

(Photo by Andrea Kareth /SEPA.Media /Getty Images)