【10/24試合結果】大坂なおみが最終戦2連敗、スティーブンスは2連勝。ズベレフは今季通算50勝目を挙げ、バーゼル2回戦進出。

■「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」（シンガポール／10月21～28日／室内ハードコート）年間のレースランキング上位8人の女子選手たちが競い合う、シーズン最終戦。4人ずつ「レッドグループ」「ホワイトグループ」の2つに分かれ…

■「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」（シンガポール／10月21～28日／室内ハードコート）

年間のレースランキング上位8人の女子選手たちが競い合う、シーズン最終戦。4人ずつ「レッドグループ」「ホワイトグループ」の2つに分かれて総当たりで戦うグループステージ、4日目は「レッドグループ」の第2戦が行われた。

世界4位の大坂なおみ（日本／日清食品）は世界2位のアンジェリック・ケルバー（ドイツ）に4-6、7-5、4-6で敗れた。第1セットを落とした大坂、第2セットでは途中で左足の太ももの裏辺りに違和感があるのか、少し気になるような仕草を見せる場面も。第2セットの終盤で集中力を上げセットを奪い返すも、第3セットを落とし逆転ならず。

WTA公式サイトによると、大坂は試合後「なぜか、コートでストロークやサービスのタイミングがつかめない。だから、ちょっと変な感覚です」とアンフォーストエラーが重なったことについて話し、「私がひどく勝ちを望んでいる時は、感情的になり始めているしほとんど自分をコントロールできていません」「いつも勝てる時は自分をコントロールできている時なので、その部分をより良くしようとしています」と話した。

一方で、世界6位のスローン・スティーブンス（アメリカ）は世界9位のキキ・バーテンズ（オランダ）に7-6(4)、2-6、6-3で勝利し、グループステージ2勝目を挙げた。

■レッドグループ第2戦までの戦績

[5]スローン・スティーブンス（アメリカ）　2勝0敗

[1]アンジェリック・ケルバー（ドイツ）　1勝1敗

[8]キキ・バーテンズ（オランダ）　1勝1敗

[3]大坂なおみ（日本／日清食品）　0勝2敗

■「ATP500 バーゼル」（スイス・バーゼル／10月22～28日／室内ハードコート）

男子シングルス1回戦、第2シードのアレクサンダー・ズベレフ（ドイツ）が世界47位のロビン・ハッサ（オランダ）に6-4、7-5で勝利。ズベレフは今シーズン通算50勝目を挙げた最初の選手となった（50勝16敗）。

なお、ラファエル・ナダル（スペイン）は今シーズン通算45勝4敗、ノバク・ジョコビッチ（セルビア）は45勝10敗、ロジャー・フェデラー（スイス）は40勝7敗だ（10月24日時点）。

男子シングルス2回戦では、第3シードのマリン・チリッチ（クロアチア）が予選勝者で世界93位のマリウス・コピル（ルーマニア）に5-7、6(2)-7とストレートで敗れた。チリッチは2016年同大会優勝、2017年はベスト4入りを果たしていたが、今大会は2回戦で敗退に。

■「ATP500 ウィーン」（オーストリア・ウィーン／10月22～28日／室内ハードコート）

男子シングルス2回戦、第2シードのケビン・アンダーソン（南アフリカ）は対戦相手の世界426位ユルゲン・メルツァー（オーストリア）が胃炎により棄権したため、不戦勝でベスト8進出を決めた。

男子シングルス1回戦では、第3シードのグリゴール・ディミトロフ（ブルガリア）が予選勝者で世界71位のミカエル・ククシュキン（カザフスタン）に4-6、6-4、4-6で敗れ、初戦敗退。ディミトロフはこの試合、エース10本に対して、ダブルフォルト11本。ファーストサービスの確率は59％だった。◇　　　◇　　　◇

【10月24日主な試合結果】

◆「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」

女子シングルス　グループステージ「レッドグループ」第2戦

〇[1]アンジェリック・ケルバー（ドイツ）6-4、5-7、6-4 ●[3]大坂なおみ（日本／日清食品）

〇[5]スローン・スティーブンス（アメリカ）7-6(4)、2-6、6-3 ●[8]キキ・バーテンズ（オランダ）

◆「ATP500 バーゼル」

男子シングルス1回戦

〇[2]アレクサンダー・ズベレフ（ドイツ）6-4、7-5 ●ロビン・ハッサ（オランダ）

〇[4]ステファノス・チチパス（ギリシャ）6-2、7-6(3) ●ジェレミー・シャルディ（フランス）

男子シングルス2回戦

〇[Q]マリウス・コピル（ルーマニア）7-5、7-6(2) ●[3]マリン・チリッチ（クロアチア）

◆「ATP500 ウィーン」