「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」（シンガポール／10月21～28日／室内ハードコート）の大会4日目、「レッドグループ」第2戦で大坂なおみ（日本／日清食品）が世界ランキング2位のアンジェリック・ケルバー（ドイツ）と対戦。大…

「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」（シンガポール／10月21～28日／室内ハードコート）の大会4日目、「レッドグループ」第2戦で大坂なおみ（日本／日清食品）が世界ランキング2位のアンジェリック・ケルバー（ドイツ）と対戦。大坂が4-6、7-5、4-6で敗れた。これで「レッドグループ」で0勝2敗となりグループステージ敗退の危機に陥った。

いよいよ勝負の決まる第3セットも大坂のサービスから始まった。序盤はお互いにキープが続いたが、第4ゲームで大坂がデュースの末にブレークポイントを握る。第3セットで初のチャンスとなったが、ここはブレークすることができなかった。

そしてここからもお互いにキープの展開が続く。第7ゲームで40-40と追い上げられた大坂が強気のダウン・ザ・ラインを放つもアウトとなり、アドバンテージを握られると、続くプレーで前に出た大坂の足下に放たれたショットを返しきることができず、ブレークを喫してしまった。

続く第8ゲームで大坂は15-40とチャンスをつかむも、ケルバーにしのがれてしまい、ゲームカウント3-5とされ、後が無くなる。

第9ゲームでケルバーにデュースに持ち込まれたがなんとかしのいだ大坂だったが、ケルバーのサービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームでチャンスを作れず、4-6で第3セットを落とし、第2戦でも勝利を挙げることができなかった。（テニスデイリー編集部）

※写真は「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」第2戦での大坂

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)