プロ野球は6日、各地で5試合が行われた。セ・リーグではDeNAがヤクルトを相手に4点差をはね返す逆転勝利を飾った。殊勲者は新外国人選手のエリアン。■巨人は村田ソロ&阿部2点打で連勝、ロッテ南が今季初勝利、SBは連敗4でストップ プロ野球は6…

プロ野球は6日、各地で5試合が行われた。セ・リーグではDeNAがヤクルトを相手に4点差をはね返す逆転勝利を飾った。殊勲者は新外国人選手のエリアン。

■巨人は村田ソロ&阿部2点打で連勝、ロッテ南が今季初勝利、SBは連敗4でストップ

 プロ野球は6日、各地で5試合が行われた。セ・リーグではDeNAがヤクルトを相手に4点差をはね返す逆転勝利を飾った。殊勲者は新外国人選手のエリアン。1点差に迫った8回、来日初本塁打となる逆転グランドスラムをベイスターズファンの待つ右翼席へ運んだ。最後は1点差まで迫られたが、守護神の山崎康が締めた。ヤクルトは8回の山田の失策とルーキの四球が響いた。

 広島は日米通算200勝をかけて黒田が先発したが、6回を投げて7安打3失点(自責2)。試合は1-4で敗れ、4敗目を喫して200勝は次戦へお預けとなった。中日はバルデスが7回1失点の好投。平田とビシエドが連続タイムリー。ビシエドは本塁打も放ち、勝利に大きく貢献した。

 巨人は5回に村田の8号ソロで同点に追いつくと、6回に阿部の3試合連続タイムリーとなる決勝2点適時打が飛び出し、阪神に連勝。先発の田口は7回途中1失点で4勝目をマークし、最後は守護神の澤村が締めた。阪神は先制するも、打線がつながらず、借金は10となった。

 ロッテは新人の関谷が先発。5回3失点とリードを許して降板も、打線がその後に奮起。7回に代打細谷の三塁打などで3点を奪い、逆転。3番手・南が3者連続空振り三振の好投で今季初勝利を収めた。西武はリードを守りきれなかった。

 ソフトバンクは1番に松田を起用するなど打線を組み替え、連敗を4で止めた。初回、内川、中村晃、吉村の3者連続適時打で3点を先制。その後もリードを広げた。先発した千賀が7回途中2失点で7勝目。オリックスは投打に精彩を欠いた。

【セ・リーグ】
◇DeNA 8-7 ヤクルト(横浜)
勝 田中(1勝0敗)
敗 ルーキ(4勝3敗)
S 山崎康(1勝2敗19セーブ)
HR【De】ロペス15号、エリアン1号

◇中日 4-1 広島(金沢)
勝 バルデス(3勝2敗) 
敗 黒田(6勝4敗)
S 田島(2勝1敗6セーブ)
HR【中】ビシエド18号

◇巨人 3-1 阪神(東京ドーム)
勝 田口(4勝6敗) 
敗 岩崎(1勝3敗)
S 澤村(3勝1敗21セーブ)
HR【巨】村田8号

【パ・リーグ】
◇ロッテ 5-4 西武(QVCマリン)
勝 南(1勝2敗)
敗 ポーリーノ(0勝2敗)
S 西野(3勝5敗19S)
 
◇オリックス 2-5 ソフトバンク(京セラドーム)
勝 千賀(7勝0敗)
敗 東明(1勝7敗)
S サファテ(0勝4敗27セーブ)
 
◇楽天 - 日本ハム(コボスタ宮城)
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