ホームで逆転劇を披露した。序盤から白鴎大からリード奪い逃げ切る展開が続くも、第4クオーター(Q)で逆転 を許してしまう。中大戦で残り30秒で逆転の決定打を放った渡辺翔太(政経2=宇都宮工)が残り20秒、再び試合をひっくり返す1本を決め、6…
ホームで逆転劇を披露した。序盤から白鴎大からリード奪い逃げ切る展開が続くも、第4クオーター(Q)で逆転 を許してしまう。中大戦で残り30秒で逆転の決定打を放った渡辺翔太(政経2=宇都宮工)が残り20秒、再び試合をひっくり返す1本を決め、6勝目を手に入れた。
▼8・25~11・11 第94回関東大学1部リーグ戦(駒沢屋内球技場他)
◆10・21 対白鷗大2回戦(明大和泉キャンパス体育館)
○明大72{16-14、26-16、21-22、9-19}71白鴎大
スターターは、PG渡辺、SG綱井勇介(文4=大阪学院)、SF須藤昂矢(営3=桐光学園)、PF森山修斗(政経4=瀬田工)、C今川友哲(営4=大阪桐蔭)。
1点差で勝利をつかんだ。最終Q残り1分で4点を追いかける展開。「最近のシュートの確率が良かったので自信を持って打てた」とエース・須藤のワンフェイクからの3Pシュートで1点差に詰め寄る。ここで白鴎大がタイムアウトを使い残り40秒、白鴎大ボールで試合再開する。「いいようにミスしてくれた」と相手が落としたシュートを渡辺が拾いそのまま相手ゴールに突進。ディフェンスと接触しながらもシュートを決め逆転に成功する。残り18秒白鴎大の反撃に迫られゴール下まで持ち込まれたが、PF植松義也(営2=桐光学園)が弾き飛ばし試合終了。手に汗握る接戦をモノにし1周目敗れた相手にリベンジを果たした。
今大会、留学生を擁するチームに勝利をしたのは初となる。リーグ序盤から課題だったリバウンドは特に苦しめられていたが「留学生をしっかり抑えて、他の人がリバウンドに絡めた」(渡辺)。高さで劣る明大はチームの力でカバーする。
次戦は現在11位の神大との対戦。「前戦ではリバウンド取れて勝てたので、そこが重要になる」(植松)。リング下の攻防を制し再び連勝を手にしたい。
[田北俊介]
試合後のコメント
須藤
――3Pシュートが7本中5本決まりました。
「ここ何試合かスリーの確率が高かったので、積極的に狙えました。絶対に外せない場面で決められたのは自信になると思います」
――マンツーマンディフェンスが効果的に機能していました。
「留学生にボールが入った時のディフェンスをしっかり確認できていたおかげだと思います」
植松
――留学生相手にどのようなことを意識していましたか。
「最初のポジショニングで中に入れさせないように意識しました」
渡辺
――どのような試合展開を意識していましたか。
「しっかり速い展開で攻撃して、シューターにつなげられるよう意識しました」
――最後のシュートを決めた時の心境を教えてください
「速い攻撃でファウルをもらおうと思ったのですが入ってよかったです」