現在、世界ランキングで1位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)が出場予定だった「VTB クレムリン・カップ」(ロシア・モスクワ/10月15~20日/ハードコート)を欠場することが分かった。ハレプは、「チャイナ・オープン」1回戦の途中でリタイヤ。そ…

現在、世界ランキングで1位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)が出場予定だった「VTB クレムリン・カップ」(ロシア・モスクワ/10月15~20日/ハードコート)を欠場することが分かった。

ハレプは、「チャイナ・オープン」1回戦の途中でリタイヤ。その後、ハレプはMRIによるスキャンを受けて背中に椎間板ヘルニアを患っているとわかり、Twitterに投稿して公表していた。

WTA公式サイトによれば「ここでとてもプレーしたかった。間に合わせるためにできることをすべてしましたが残念ながら背中はまだ痛く、危険を冒したくありません」とハレプは語った。そして「棄権するのは残念ですが、健康を一番に考えることが大切です。ここ数日、モスクワで素晴らしい時間を過ごしましたし、大会の成功をお祈りしています」と続けた。

またハレプは今季の自身のテニスを振り返り「高いレベルのテニスをして、安定していたと感じています。精神的にも肉体的にも、とても安定していて強い自分でいることができました」と語った。

ハレプは今季6月の「全仏オープン」で自身初となるグランドスラムのタイトルを獲得。また、2年連続となる年間の最終世界ランキング1位を決めている。(テニスデイリー編集部)

※写真は「チャイナ・オープン」でのハレプ

(Photo by Lintao Zhang/Getty Images)