ATP公式サイトによれば「ビッグ・タイトル」数はグランドスラム4大会、年間の上位8選手で競う最終戦である「Nitto ATPファイナルズ」、そしてATPマスターズ1000のタイトルの合計。「ATP1000 上海」で優勝を果たしたノバク・ジョ…

ATP公式サイトによれば「ビッグ・タイトル」数はグランドスラム4大会、年間の上位8選手で競う最終戦である「Nitto ATPファイナルズ」、そしてATPマスターズ1000のタイトルの合計。

「ATP1000 上海」で優勝を果たしたノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、32個目のATPマスターズ1000タイトルに。そして「ビッグ・タイトル」数を51に伸ばし歴代2位に付けた。なお、1位はロジャー・フェデラー(スイス)で53個、3位はラファエル・ナダル(スペイン)の50個だ。

ジョコビッチは8月に行われた「ATP1000 シンシナティ」で優勝し、史上初の「ゴールデン・マスターズ」(キャリアの中でATPマスターズ1000の9大会を全制覇)を達成。その後「全米オープン」で優勝、直前の上海と出場3大会連続で優勝となった。

そして、15日に発表された世界ランキングではフェデラーを抜いて世界2位に付けたジョコビッチ。膝の怪我でアジアツアーを欠場したナダルとのポイント差もわずか215点と迫り、年内に世界1位に返り咲く可能性も見えてきた。故障から完全復活を果たしたジョコビッチの活躍に今後も目が離せない。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 上海」でのジョコビッチ

(Photo by Tao Zhang/Getty Images)