「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月27日~7月10日/グラスコート)の女子シングルス準々決勝で、第8シードのビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)がヤロスラーワ・シュウェドワ(カザフスタン)を7-6(5) 6-2で破り、7年ぶり…

 「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月27日~7月10日/グラスコート)の女子シングルス準々決勝で、第8シードのビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)がヤロスラーワ・シュウェドワ(カザフスタン)を7-6(5) 6-2で破り、7年ぶりのベスト4進出を果たした。試合時間は1時間42分。

 ウィブルドンには3年連続19回目の出場となるビーナスは、過去8度の決勝進出で5回(2000年~01年、05年、07年~08年)優勝を果たしている。昨年は4回戦で妹のセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)と対戦し、4-6 3-6で敗れていた。28歳のシュウェドワとは今回が初対戦だった。

 6月に36歳になったビーナスがグランドスラムの準決勝に進出したのは、2010年の全米オープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)以来となる。

 ビーナスは準決勝で、第4シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)と対戦する。ケルバーは準々決勝で、第5シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)を7-5 7-6(2)で下しての勝ち上がり。

 ノーシードから勝ち上がってきたシュウェドワは2010年と12年の全仏オープン(フランス・パリ/クレーコート)に続くグランドスラム3度目の準々決勝だったが、初の4強入りはならなかった。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)