大学の団体日本一を争う大学王座決定試合は10月14日、愛媛県総合運動公園で男女の準決勝が行なわれた。男子は早稲田大学が関西大学を、慶應義塾大学が近畿大学を退け、決勝は2年連続で早慶戦のカードとなった。早大はダブルスでNo.2の齋藤聖真/小林…

大学の団体日本一を争う大学王座決定試合は10月14日、愛媛県総合運動公園で男女の準決勝が行なわれた。

男子は早稲田大学が関西大学を、慶應義塾大学が近畿大学を退け、決勝は2年連続で早慶戦のカードとなった。早大はダブルスでNo.2の齋藤聖真/小林雅哉が林大貴/柴野晃輔に敗れ、2勝1敗で折り返したが、シングルスでは盤石の強さを見せ、No.4千頭昇平、No.5田中優之介、No.6藤井颯大らが連勝。一気に勝利を決め、結局7勝2敗で決勝進出を果たした。

慶大はダブルスを3-0で折り返したが、シングルスではやや苦戦。No.3今村昌倫、No.4畠山成冴、No.6甲斐直登の勝利で決勝進出は決めたが、No.2逸﨑凱人が松田龍樹に、No.1羽澤慎治が高木修に共にストレートで敗れるなど、上位層で近大が意地を見せた。結果は慶大の6勝3敗。翌日の決勝は14連覇を狙う早大に、41年ぶりの優勝を目指す慶大が挑む。

◆早大・坂井勇仁主将のコメント

「ライバルである慶應とは毎回毎回、激戦になっているので、その素晴らしいチームに僕らの方が挑戦する気持ちで臨みたい。これだけやってきたので、みんなで勝って終わりたい、今日は2本落としたが、いい状態で決勝まで来られたと思う。ここ2年、関大に苦しめられてきたが、しっかり勝ち切れたので」

◆慶大・坂井利彰監督のコメント

「今日は上が2本負けたが、(例年ケガ人が多い中)皆がケガなくプレーできていることを前向きに考えている。自分が監督になって7回決勝に出て、全部早稲田に負けているが、徐々にスコアを詰めてきた。簡単に優勝していたらこの成長はなかったので、早稲田の存在に感謝している。明日は早稲田とやれることにワクワクしている」(©スマッシュ)

※写真は大会の様子

(©スマッシュ)