「時は来た!ドラフト指名を待つ男たち」

生田目 翼(日本通運・投手)
なばため・つばさ
右投右打、176センチ87キロ
1995年2月19日生(23歳)

 

 茨城県常陸大宮市出身。常陸大宮市立村田小4年時に常陸大宮リトルで野球を始め、常陸大宮市立常陸大宮第二中、水戸工までは主に野手ながら高校時代は最速145キロをマークしている。

 流通経済大入学後に投手に専念すると、2年春から本格化。3年春には東京新大学リーグで6試合に登板。51回を投げ最速155キロを記録し、6勝0敗でMVP・最優秀投手を獲得し15季ぶりの優勝に貢献すると、大学選手権でも150キロ台を連発し、3試合23回3分の2を投げて23奪三振。流通経済大を29年ぶりの準優勝に導き「ドラフト上位候補」の地位を確固たるものとする。しかし、4年春は右肩・右ひじの故障により登板なし。4年秋に復帰を果たすもまさかの指名漏れ。日本通運での2年間で再びプロ入りを目指すことになった。

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 1年目は右肩の回復具合もあり主にリリーバーとして活躍。都市対抗・日本選手権でも計3試合に登板。特に都市対抗では2試合2回を無失点。球速も150キロ近くまで戻り復活を印象付け、オフシーズンには社会人選抜の一員としてチャイニーズ・タイペイで開催された「2017年アジア・ウインターベースボールリーグ」にも参戦。自身初の国際試合を通じ、大学時代には課題があった制球力にも著しい成長が見えた。

 そして今年は晴れて先発へ。北海道日本ハムの名クローザーだった武田 久コーチからメソッドを学んだことで、都市対抗南関東地区予選では新日鐵住金かずさマジックを4安打完封するなど、最速150キロ前後のストレート、カット系に近い130キロ前後のスライダー、フォーク、100キロ前後のスローカープの使い分けにも巧みさが加わった。さらに遊撃手出身らしいフィールディングのよさもストロングポイントになる。

 日本選手権関東予選ではSUBARU戦で先発し無失点も、明治安田生命との代表決定戦では登板なく2年目のシーズンを終えた生田目。天性の身体能力と社会人2年間で積み上げた技術力を融合し、プロのマウンドで躍動する準備は万端だ。

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