ホームゲームに連勝をつないだ。リーグ1周目では8点差で敗れた青学大との一戦。競った場面での3Pシュートを決めた明大が青学大にリベンジを果たし、2連勝となった。◆8・25~11・11 第94回関東大学1部リーグ戦(駒沢屋内球技場他)▼10・…

 ホームゲームに連勝をつないだ。リーグ1周目では8点差で敗れた青学大との一戦。競った場面での3Pシュートを決めた明大が青学大にリベンジを果たし、2連勝となった。

◆8・25~11・11 第94回関東大学1部リーグ戦(駒沢屋内球技場他)

▼10・14 対青学大2回戦(専大生田キャンパス体育館)

 ○明大84{17-27、29-15、16-12、22-20}74青学大

  スターターは、PG渡辺翔太(政経2=宇都宮工)SG綱井勇介(文4=大阪学院)、SF須藤昂矢(営3=桐光学園)、PF森山修斗(政経4=瀬田工)、C今川友哲(営4=大阪桐蔭)。

 要所で3Pシュートを沈め勝利をモノにした。中大との接戦を制し、勢いに乗る明大はリーグ3位青学大に挑んだ。第2クオーター(Q)、5点ビハインドの中、途中出場のSF野口龍太郎(政経3=九州学院)の2連続3Pシュートを含む連続8得点で逆転を果たす。その後も青学大が調子付いた所を3Pシュートでかわし、点差を広げつつ逃げ切りに成功。計9本の3Pシュートを決めた明大がリーグ5つ目の勝利を獲得した。

 ベンチメンバーの活躍が光る。野口の3Pシュートでリードを奪い、同じく途中出場のPF植松義也(営2=桐光学園)の攻守にわたるリバウンドで青学大の反撃を退けた。PG山口裕朗(営4=足立学園)もプレータイムわずか5分ながら司令塔として第2Q、逆転の流れをつくった。「ベンチメンバーが今までやってきたことを出せたことは勝てたこと以上に大きい」(小林拓主将・営4=桐光学園)。リーグも残り6戦、スターター以外の活躍にも目が離せない。

  次戦はホーム・明大和泉体育館での開催だ。リーグ一周目で敗れた日大、白鴎大とのリベンジマッチとなる。「両チームとも大きい留学生がいるのでそこを対策する」(山口)。連勝中の勢いに乗りホームゲームに臨む。

[田北俊介] 

  

試合後のコメント

 小林

 ――今日の試合のMVPは誰ですか。

 「野口です。シュート力はあるのに出場機会がなかなかなかったです。その中で試合に出た時に仕事をして、勢いをもたらしてくれるのは大きかったと思います」

――ホームゲームへの意気込みをお願いします。

 「いい雰囲気でホームゲームを迎えられるので、連勝して上位に食い込みたいです。応援に来てくれる人はぜひ紫のグッズを持って応援してくれればと思います」

山口

 ――リーグ初得点を挙げていかがですか。

 「自分は点数を取るプレイヤーじゃなくて、ディフェンスで5分6分つなぐっていう感じなんで点数はおまけですね。でも盛り上がったので良かったです」

  

野口

 ――3Pシュート3本中3本成功した理由を教えてください。

  「一本目をみんながディフェンス崩してくれて、オープンで気持ちよく打てました。そのおかげでその後も気持ちよく打てたのが良かったと思います」