丸山海斗新主将(政経3=上宮)率いる新チームで挑んだ今大会。8月のインカレ制覇の勢いのままいくと思われたが日体大、国学院大に連敗。また台風の影響で強く降った雨にも苦しめられ最後まで流れをつくることができず、2勝3敗の3位で秋シーズン初戦を終…
丸山海斗新主将(政経3=上宮)率いる新チームで挑んだ今大会。8月のインカレ制覇の勢いのままいくと思われたが日体大、国学院大に連敗。また台風の影響で強く降った雨にも苦しめられ最後まで流れをつくることができず、2勝3敗の3位で秋シーズン初戦を終えた。
◆9・29、10・13 関東学生秋季1部リーグ戦(白子サニーテニスコート他)
<男子>
◯明大5―0法大
明大2―3日体大◯
明大2―3国学院大◯
◯明大5―0中大
明大2―3早大◯
エースペアが試合の流れをつくることができなかった。初戦をストレート勝ちで終え迎えた日体大との2戦目。インカレ団体戦で勝利し優勝を決めた相手だったが「自分たちの驕(おご)りや甘えの気持ちが出てしまった」(丸山)。インカレでも対戦したダブルフォワードの橋本・星野(日体大)ペア相手に一時は3-3まで追い付くも「流れの悪い時にお互い話し合わなくて切り替えができなかった」(丸山)。雨の影響でミスが多発し、3―5で敗戦。本倉・丸山ペアは5戦中2勝3敗で実力を発揮できず、チームも3位に沈んだ。
悔しい3位だったが同時に収穫もあった。攻められた時に相手より先にミスしてしまうのが弱点だった明治。そこでインカレ後から〝攻められる側〟から〝攻める側〟の練習を重点的に行った。試合中、劣勢でも積極的に攻めのプレーを展開した。「インカレで倒せなかった早稲田に勝ちたい」(北本達己・商1=大和高田市立高田商)。インカレ覇者のプライドを胸に、さらなる躍進を遂げてみせる。
[木村優美]
試合後のコメント
丸山
――日体大、国学院大戦の敗因は気持ちの問題でしょうか。
「そうですね。日体大はインカレで明治に負けていたので『絶対勝つ』という強い気持ちでやっていたんですけど、明治はインカレのような雰囲気ではなく『入替戦にいかなかったらいいや』という気持ちがありました。それが出てしまって全体の雰囲気が良くなかったです。気持ちの部分とか勢いで負けてしまったと思います。国学院大戦のときも気持ちの部分もそうだし、雨が強くて気持ちが入り切らなかったです」
――主将としてどのようなチームにしていきたいですか。
「周りから見て強いチームというか、インカレが優勝したチームなんだと思ってもらえるようなチームにしたいです」
北本
――5戦中4勝と活躍しました。
「インカレで優勝させてもらったので、1位の学校として勝ち続けなければいけないと試合をしなきゃいけないと思っていました。国学院戦は雨が降っていて、いつもと違う環境で周りに影響されてしまいました。自分の心の弱さが出たかなと思います。早大戦は負けられないし5番回すには勝つしかないという思いで戦いました。みんなの応援のおかげで勝つことができました」