■「ATP1000 上海」(中国・上海/10月7~14日/ハードコート)男子シングルス準々決勝で、第8シードの錦織圭(日本/日清食品)が第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)に4-6、6(4)-7で敗れた。第1セットを落とした錦織、第2…

■「ATP1000 上海」(中国・上海/10月7~14日/ハードコート)

男子シングルス準々決勝で、第8シードの錦織圭(日本/日清食品)が第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)に4-6、6(4)-7で敗れた。第1セットを落とした錦織、第2セットはタイブレークへ。タイブレークでは錦織が先にミニブレークするも、その後フェデラーにウィナーを決められ第2セットも落とした。

2017年の「全豪オープン」以来1年9ヶ月ぶりの対戦となったが、錦織はフェデラーに5連敗で残念ながらベスト4進出ならず。ATP公式サイトによると錦織は試合後「第2セットはどちらも良いテニスをしたと思います。しかしこのように落としてしまって残念です。次こそは」と話した。

第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)は第7シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)に7-6(1)、6-3とストレート勝利。フットワークを活かした鉄壁のディフェンスと、勝負強さを見せたジョコビッチ、同大会4個目のタイトル獲得を目指して2年ぶりのベスト4進出を果たした。

そのほか、第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が第11シードのカイル・エドマンド(イギリス)に6-4、6-4で勝利。同時にズベレフは、年間の上位8選手で競う最終戦である「Nitto ATPファイナルズ」への2年連続2回目の出場権獲得が決まった。

■「香港オープン」(中国・香港/10月8~14日/ハードコート)

女子ダブルス準決勝、第4シードの青山修子(日本/近藤乳業)/リジア・マロザワ(ベラルーシ)がナディヤ・キッシャノック(ウクライナ)/アナスタシア・ラディオノワ(オーストラリア)に4-6、6-3、10-7で勝利し、決勝進出を決めた。◇   ◇   ◇

【10月12日 主な試合結果】

◆「ATP1000 上海」

男子シングルス準々決勝

〇[1]ロジャー・フェデラー(スイス)6-4、7-6(4) ●[8]錦織圭(日本/日清食品)

〇[2]ノバク・ジョコビッチ(セルビア)7-6(1)、6-3 ●[7]ケビン・アンダーソン(南アフリカ)

〇[4]アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)6-4、6-4 ●[11]カイル・エドマンド(イギリス)

〇[13]ボルナ・チョリッチ(クロアチア)7-5、6-4 ●マシュー・エブデン(オーストラリア)

男子ダブルス準々決勝

〇[2]オリバー・マラック(オーストリア)/マテ・パビッチ(クロアチア)3-6、6-2、10-6 ●[8]イバン・ドディグ(クロアチア)/ニコラ・メクティッチ(クロアチア)

◆「香港オープン」

女子ダブルス準決勝

〇[4]青山修子(日本/近藤乳業)/リジア・マロザワ(ベラルーシ)4-6、6-3、10-7 ●ナディヤ・キッシャノック(ウクライナ)/アナスタシア・ラディオノワ(オーストラリア)(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 上海」準々決勝での錦織

(Photo by Lintao Zhang/Getty Images)