「ATP1000 上海」(中国・上海/10月7~14日/ハードコート)の大会6日目、男子シングルス準々決勝で第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が第11シードのカイル・エドマンド(イギリス)に6-4、6-4で勝利。その結果ズベレフ…

「ATP1000 上海」(中国・上海/10月7~14日/ハードコート)の大会6日目、男子シングルス準々決勝で第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が第11シードのカイル・エドマンド(イギリス)に6-4、6-4で勝利。その結果ズベレフは、年間の上位8選手で競う最終戦である「Nitto ATPファイナルズ」への2年連続2回目の出場権獲得が決まった。

ズベレフは今年「BMWオープン」、「ATP1000 マドリード」、「ATP500 ワシントンD.C.」の3大会で優勝。現在は世界ランキング5位となっている。

昨年は20歳にして5つのタイトルを獲得し、「Nitto ATPファイナルズ」だけではなく、21歳以下の最終戦である「Next Gen ATP ファイナルズ」への出場権ももちろん獲得。後者は欠場し、「Nitto ATPファイナルズ」に専念したものの、ラウンドロビン(総当たり予選)で1勝2敗となり敗退となった。今年も「Next Gen ATP ファイナルズ」への出場権を獲得しているが、昨年同様「Nitto ATPファイナルズ」にのみ出場し初優勝を狙うとみられる。

ATP(男子プロテニス協会)によると、ズベレフは出場権獲得について「最終戦出場はシーズン開幕時、選手全員にとっての目標だ。2年連続でロンドンでプレーするチャンスを得られてとても嬉しい。大会が楽しみだ」とコメントしている。

これで今年の「Nitto ATPファイナルズ」への出場権は、ラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ロジャー・フェデラー(スイス)、フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)を含め5人が確定。残り3枠の出場権の争いも見逃せない。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 上海」でのズベレフ

(Photo by Lintao Zhang/Getty Images)