「ATP1000 上海」(中国・上海/10月7~14日/ハードコート)の大会6日目、男子シングルス準々決勝で第8シードの錦織圭(日本/日清食品)が第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)と対戦。第1セットは4-6で錦織が落とした。両者は過…

「ATP1000 上海」(中国・上海/10月7~14日/ハードコート)の大会6日目、男子シングルス準々決勝で第8シードの錦織圭(日本/日清食品)が第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)と対戦。第1セットは4-6で錦織が落とした。

両者は過去に7回対戦しており、錦織が2勝5敗と負け越している。現在錦織はフェデラーに4連敗中で、直近では2017年「全豪オープン」4回戦でフルセットの末に敗れている。厳しい戦いが予想されるが、フェデラーから2014年「ATP1000 マイアミ」以来約4年半ぶりの勝利を飾ることができるのか、注目される。

第1セットは錦織のサービスゲームから始まった。第1ゲームでフェデラーにポイントリードされた錦織はプレッシャーからかダブルフォルトをしてしまい、15-40と2本のブレークポイントを握られてしまった。一旦はしのいでデュースに持ち込んだが、ここでもフェデラーに攻め立てられてしまう。錦織も粘るが、6本目のブレークポイントをしのぎきれずにブレークを喫してしまった。

錦織は第2ゲームでデュースまで追い上げるが、ブレークポイントを握るまでは至らない。そこからお互いにキープが続いたが、第5ゲームでデュースに追い上げられた錦織は再びフェデラーにブレークを許し、思わずその場にしゃがみ込んでしまった。

2ブレークダウン、ゲームカウント1-4とされた第6ゲーム、諦めずに積極的に攻める錦織がラブゲームでブレークに成功してブレークを1つ返す。続く第7ゲームをキープした錦織は、第8ゲームで40-0となったところから追い上げてデュースに持ち込んだが、ここはフェデラーからチャンスをつかむことができなかった。

ゲームカウント3-5で迎えた第9ゲームで錦織は40-15としたところから追い上げられてデュースになってしまうが、なんとかしのいで次に繋いだ。しかし、フェデラーのサービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームでチャンスを見いだすことができずにキープされ、第1セットを4-6で落とした。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 上海」3回戦での錦織

(Photo by Zhe Ji/Getty Images)