2018全日本自転車競技選手権大会オムニアムが伊豆市・伊豆ベロドロームで10月6日〜7日と、2日間に渡って開催された。オムニアムとは4種目の総合得点を競う混成競技。第1種目スクラッチ、第2種目テンポレース、第3種目=リミネーション、3種目の…

2018全日本自転車競技選手権大会オムニアムが伊豆市・伊豆ベロドロームで10月6日〜7日と、2日間に渡って開催された。
オムニアムとは4種目の総合得点を競う混成競技。第1種目スクラッチ、第2種目テンポレース、第3種目=リミネーション、3種目の合計点を持ち点として最後のポインレースを行い勝敗を決する。

初日の女子エリートでは昨シーズンのワールドカップで日本人初の金メダルを獲得したナショナルチーム中距離のエース梶原悠未(筑波大)が圧巻の走りを見せた。
4種目全てで1位を獲得しての完全優勝で、自身3度目の栄冠を手にした。(2015年、2016年、*2017年は不参加)
2位に鈴木奈央(JPCU)、3位は中村妃智(日本写真判定)と、ナショナルチームメンバーが上位を独占。



鈴木奈央



中村妃智

[最終結果]
1位/梶原悠未(筑波大)165ポイント
2位/鈴木奈央(JCPU)126ポイント
3位/中村妃智(日本写真判定)119ポイント


[梶原悠未コメント]
「今大会で優勝する」と言う強い気持ちを持って挑みました。
1種目目のスクラッチから積極的なレースができたと思います。
1ヶ月前の全日本選手権(ポイントレース)では自分で全力を出すタイミングが少し遅かったかなと感じた。
今日はいつもより早いタイミングで積極的に仕掛けることができました。
10月から始まるワールドカップシーズンでは、まずは第2戦のカナダ大会でメダル獲得を。
そして、シーズン最後となる世界選手権でメダルを狙えるようにシッカリ準備していきたいです。

2日目に行われた男子エリートでは3種目終了時点で、リオデジャネイロ五輪代表・窪木一茂(TEAM BRIDGESTONE Cycling)が2位の昨シーズンワールドカップで銀メダルを獲得した橋本英也(TEAM BRIDGESTONE Cycling)に10ポイントの差をつけ、最終種目のポイントレースを迎える。
逆転に賭ける橋本が1着ゴール(5点加算)を積極果敢に狙いにいくも、コンスタントに得点を積み重ねた窪木がポイント差を守り切って自身2度目(2014年)の優勝。トラック、ロードを含め今年6冠目の全日本タイトルを手にした。



橋本英也



近谷涼

[最終結果]
1位/窪木一茂(TEAM BRIDGESTONE Cycling)151ポイント
2位/橋本英也(TEAM BRIDGESTONE Cycling)141ポイント
3位/近谷涼(TEAM BRIDGESTONE Cycling)113ポイント


[窪木一茂コメント]
今年は全日本個人TT(ロードレース)も獲っていましたが、このタイトルも獲りたいと臨んでいた。
だから、実際に優勝することができて良かった。
得意とするエリミネーションで1着が獲れたことで、ポイントレースでは余裕を持てた。
いつも通りの走りができたことが勝因だと思います。
(チームブリヂストンサイクリング同士での優勝争いになったが?)
仲が良いチームだけど、仲良くやってしまうと良い結果は生まれない。
勝ちにこだわって、気持ちを切り替えて走りました。
東京五輪は(個人種目の)オムニアム出場を、もう1度、狙っていきたいという気持ちもある。
でも、団体追い抜きでの東京五輪出場は日本自転車競技界の底上げにもなる。
より盛り上げることができると思うので、そこにこだわっていきたい。
みんなでオリンピックにいくんだという強い気持ちで臨みます。