大坂なおみ(日本/日清食品)がWTA(女子テニス協会)の「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」にノミネートされた。WTA公式サイトでは、他の受賞候補者なども併せて明らかになった。大坂は今季、3月にアメリカ・インディアンウェルズで行われた「BNPパ…

大坂なおみ(日本/日清食品)がWTA(女子テニス協会)の「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」にノミネートされた。WTA公式サイトでは、他の受賞候補者なども併せて明らかになった。

大坂は今季、3月にアメリカ・インディアンウェルズで行われた「BNPパリバ・オープン」で優勝し、8月末からの「全米オープン」でも、決勝戦に進出すると、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)との決勝戦を6-2、6-4のストレートで制して優勝。

その結果、日本人選手としては初めてグランドスラムのタイトルを獲得した選手となるなど好成績を収めてきた。

また「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」の受賞候補者リストには、大坂のほかに3人のグランドスラム優勝者らも名を連ねた。具体的には「全豪オープン」で優勝した世界2位のカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)、今年の「全仏オープン」優勝者で世界1位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)、さらには「ウィンブルドン」で優勝したアンジェリック・ケルバー(ドイツ)となり、錚々たる顔ぶれだ。

ほかには、今季5つのタイトルを獲得しているペトラ・クビトバ(チェコ)も同賞の候補者としてノミネートされた。

併せて、WTAはそのほかの賞の候補者も発表しており、その中でセレナが「カムバック・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」にノミネートされた。

セレナは今年、3月の「BNPパリバ・オープン」で出産などで離れていたツアーに復帰。その後、「ウィンブルドン」で決勝まで勝ち上がったほか、ランキングも17位にまで引き上げるなど健在ぶりを示してきた。(テニスデイリー編集部)

※写真は「チャイナ・オープン」での大坂なおみ

(Photo by Lintao Zhang/Getty Images)