シーズン最終盤に行われる「Nitto ATPファイナルズ」の出場権をかけた、レース・トゥ・ロンドンでもシーズン終盤に入って、タイトな競争になってきている。錦織圭(日本/日清食品)はその中で現在10位と、今後の結果次第では出場圏内である8位を…

シーズン最終盤に行われる「Nitto ATPファイナルズ」の出場権をかけた、レース・トゥ・ロンドンでもシーズン終盤に入って、タイトな競争になってきている。錦織圭(日本/日清食品)はその中で現在10位と、今後の結果次第では出場圏内である8位をまだまだ狙える位置につけている。

現在、レース・トゥ・ロンドンでは、ラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ロジャー・フェデラー(スイス)、フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)の4選手がすでに出場権を獲得。残りの4枠を取り合う状況に入っている。

錦織は前週と順位は変わらなかったものの、「楽天ジャパンオープン」準優勝により、上位との差を詰め、9位のジョン・イズナー(アメリカ)とは110ポイント差、8位のドミニク・ティーム(オーストリア)とは705ポイント差となっている。

また残りの大会は現在開催中の「ATP1000 上海」のほか、ATP250を3大会、そして「ATP500 ウィーン」と「ATP500 バーゼル」、最後の「ATP1000 パリ」と佳境を迎えつつあり、残りの出場権の獲得のための競り合いがさらに激しさを増しそうだ。◇   ◇   ◇

【10月8日付レース・トゥ・ロンドンランキング】

順位(前週) 名前(国籍) ポイント

1.(1)ラファエル・ナダル(スペイン) 7,480

2.(2)ノバク・ジョコビッチ(セルビア) 6,445

3.(3)フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン) 5,210

4.(4)ロジャー・フェデラー(スイス) 4,800

5.(5)アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ) 4,410

6.(6)マリン・チリッチ(クロアチア) 3,815

7.(8)ケビン・アンダーソン(南アフリカ) 3,540

8.(7)ドミニク・ティーム(オーストリア) 3,525

9.(9)ジョン・イズナー(アメリカ) 2,930

10.(10)錦織圭(日本/日清食品)  2,820

11.(11)ファビオ・フォニーニ(イタリア) 2,135

12.(13)ステファノス・チチパス(ギリシャ) 1,815

13.(15)ミロシュ・ラオニッチ(カナダ) 1,800

14.(12)ダビド・ゴファン(ベルギー) 1,785

15.(20)カイル・エドマンド(イギリス) 1,765(テニスデイリー編集部)

※写真は「楽天ジャパンオープン」での錦織圭

(Photo by Koji Watanabe/Getty Images)