ソフトバンクの和田毅が、監督選抜枠で「マツダオールスターゲーム2016」のメンバーに選出された。■2011年以来5年ぶりの選出、「まさか自分が選ばれるとは」 ソフトバンクの和田毅が、監督選抜枠で「マツダオールスターゲーム2016」のメンバー…

ソフトバンクの和田毅が、監督選抜枠で「マツダオールスターゲーム2016」のメンバーに選出された。

■2011年以来5年ぶりの選出、「まさか自分が選ばれるとは」

 ソフトバンクの和田毅が、監督選抜枠で「マツダオールスターゲーム2016」のメンバーに選出された。

「まさか自分が選ばれるとは思っていなかったので、大変光栄。選んでいただいた工藤監督には感謝の気持ちでいっぱいです」と語る和田にとって、オールスターゲーム選出は2011年以来5年ぶり、自身5度目。

「今年は第1戦が福岡なので雰囲気を楽しみたいですね。今回で5回目になりますが、最初に出たとき(2003年)、たくさんのスタープレーヤーが守っているのを見て『なんだ、この景色は』と思ったのを覚えています。

 そういうスタープレーヤーに守ってもらって、その中で投げることができるのはとても楽しみです。ただ(いい成績は)勝ち星だけで、あとはたいしたことがないので(ベンチの)隅っこであまり調子に乗らないようにしておきます(笑)」

■松坂世代の左腕、「若い力をたくさんいただければ」

 今年のパ・リーグのメンバーの中で、和田と同じ1981年生まれはサファテと糸井嘉男の3人。2月生まれの和田は最年長となる。

「前回の2011年は年齢的に中堅くらいだったんですけど、今回は一番年上ということで、若い子たちが投げる姿を見ながら若い力をたくさんいただければなと思います(笑)。一番年上とはいえ、少しでも得られるものを得て、それをまたチームに還元していきたいですね」

 5年ぶりの日本球界復帰となった今季、9勝をあげてオールスターゲームに選ばれた左腕。いわゆる松坂世代の代表として、まだまだ元気な姿を全国の野球ファンに届けたい。

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura