「楽天ジャパンオープン」(日本・東京/10月1~7日/室内ハードコート)の大会最終日、男子シングルス決勝で第3シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界32位のダニール・メドベージェフ(ロシア)と対戦。第1セットは2-6で錦織が落としてしまった…

「楽天ジャパンオープン」(日本・東京/10月1~7日/室内ハードコート)の大会最終日、男子シングルス決勝で第3シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界32位のダニール・メドベージェフ(ロシア)と対戦。第1セットは2-6で錦織が落としてしまった。

両者は4月の「ATP1000 モンテカルロ」で1度だけ対戦しており、その時は錦織がストレートで勝利している。メドベージェフは予選からの勝ち上がりだが、本戦で第4シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)、第6シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)というシードを破っており、勢いに乗っている選手。

一方の錦織は試合前の記者会見で「今週は身体がすごく軽く、自分が取れなそうと思うボールも結構取れている」と語っており、こちらも調子は万全のようだ。同大会4年ぶり、そして自身2年8ヶ月ぶりの優勝を飾れるか期待がかかる。

第1セットはメドベージェフのサービスゲームから始まった。フォアハンドが好調の錦織は第1ゲームで30-40といきなりのブレークチャンスを迎えるが、ここはしのがれてブレークには至らなかった。その後はお互いにサービスゲームをキープしあう立ち上がりとなった。

しかし第4ゲームで錦織は自身のダブルフォルトなどによって0-40とピンチを迎えてしまう。なんとかしのぎたいところだが、最後も自身のミスショットによってラブゲームでブレークを許してしまった。続く第5ゲームもメドベージェフに押されてラブゲームでキープされ、ゲームカウント1-4とされた。

負けじと第6ゲームをラブゲームでキープした錦織だが、サーブが好調なメドベージェフに第7ゲームもラブゲームでキープされて糸口をつかむことができない。

そしてゲームカウント2-5で迎えた第8ゲームでも錦織はミスが目立ち、15-40と追い詰められてしまう。1本はしのいだが、最後はダブルフォルトをしてしまい、第1セットを2-6で落としてしまった。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「楽天ジャパンオープン」決勝での錦織