「チャイナ・オープン」(中国・北京/9月29日~10月7日/ハードコート)女子シングルス準決勝で、残念ながらストレートで敗れた大坂なおみ(日本/日清食品)。試合中にメディカルタイムアウトを取り、背中や腰の辺りにマッサージを受けていた。WTA…

「チャイナ・オープン」(中国・北京/9月29日~10月7日/ハードコート)女子シングルス準決勝で、残念ながらストレートで敗れた大坂なおみ(日本/日清食品)。試合中にメディカルタイムアウトを取り、背中や腰の辺りにマッサージを受けていた。

WTAによると、試合後の記者会見で大坂は「基本的には、単純に休養を取れば済む問題です」と話した。

「診てもらったところ、命に関わるような怪我ではないと言われました」と、彼女は笑う。「この怪我は疲労からきていると言われました。私はたくさんの試合を戦ってきましたから」

また、話題は大坂の世界ランキングに。10月8日発表の最新ランキングで、大坂は自己最高の4位となる。これは日本人女子選手としては、1995年の伊達公子さんに並ぶ最高位だ。

大坂は「私は全仏オープンで公子さんと話しました。(ツアー初優勝をした)インディアンウェルズで勝った直後だったと思います。私のランキングがどれくらいだとか、彼女のランキング4位が日本人の最高順位であることを話しました。私は、ああ、自分もそこまでいけたら良いなと感じました。でも自分が今年それを実現できるかはあまり考えていませんでした」と話した。

「実現できたことは本当に嬉しいです。もちろん、前に進み続けたいと思います」

すでに「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」出場権を獲得している大坂。「香港オープン」(中国・香港/10月8~14日/ハードコート)にもエントリーしているが、今後のスケジュールについてはまだチームと話をしていないという。

まずはしっかり身体を休めて、また万全の体調でプレーしてくれる姿を待ちたい。(テニスデイリー編集部)

※写真は「チャイナ・オープン」記者会見での大坂なおみ

(Photo by VCG/VCG via Getty Images)