「楽天ジャパンオープン」(日本・東京/10月1~7日/室内ハードコート)で、決勝進出を果たした錦織圭(日本/日清食品)。同大会4年ぶり、自身2年8ヶ月ぶりとなるツアー優勝まであと1勝としている。準決勝試合後の記者会見で、久しぶりの決勝で緊張…

「楽天ジャパンオープン」(日本・東京/10月1~7日/室内ハードコート)で、決勝進出を果たした錦織圭(日本/日清食品)。同大会4年ぶり、自身2年8ヶ月ぶりとなるツアー優勝まであと1勝としている。

準決勝試合後の記者会見で、久しぶりの決勝で緊張感はあるかと聞かれると「決勝で今まででぐっすり寝れた事があんまりないので、緊張するとは思いますけど。でも今週すごくいいテニスができているので、あんまり決勝という事は考えずに」と答えた。

決勝の相手は世界ランキング32位のダニール・メドベージェフ(ロシア)。相手については「彼は最近すごくいいテニスをしているので、決勝に行ってもおかしくない選手。サービスが良かったり、バックのフラットで打ってくるショットだったり、上手いものを持っているので頑張って戦いたいと思います」と意気込みを話した。

メドベージェフとは4月の「ATP1000 モンテカルロ」2回戦で初対戦し、錦織がストレートで勝利している。メドベージェフは今大会、予選勝者ながら第4シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)、第6シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)というシード勢を破っての勝ち上がりだ。

今大会でもタイブレークに強い錦織。その事について聞かれると「あんまり言いたくない。。。」と記者たちを笑わせつつ、「何て言うか、またしっかり集中し直すっていうところが。なぁなぁにしていいポイントが一つもないっていう部分で。かなり集中してどのポイントも戦えてるのと、タイブレークだからこそ、強気にプレーしてるっていう。なるべく強い気持ちを持って戦うようにしてます」と話した。

錦織は勝負どころでの強さも武器に、自身2年8ヶ月ぶりとなるツアー優勝なるか。決勝は、明日7日の15時30分以降に開始予定だ。(テニスデイリー編集部)※写真は「楽天ジャパンオープン」準決勝後の記者会見での錦織