今季9打数ノーヒット3三振と完璧に抑え込む 今季18勝4敗でジョン・レスター(カブス)、マックス・シャーザー(ナショナル…
今季9打数ノーヒット3三振と完璧に抑え込む
今季18勝4敗でジョン・レスター(カブス)、マックス・シャーザー(ナショナルズ)とともにナ・リーグ最多勝に輝いた元巨人のマイルズ・マイコラス(カージナルス)が、ナ・リーグMVP候補にも挙がっているブルワーズの中軸、クリスチャン・イエリッチの攻略法について語った。MLBネットワークラジオのインタビューに答えたもの。
地区シリーズ第1戦でも先制2ラン本塁打を放つなど、ポストシーズンでも活躍しているイエリッチだが、マイコラスは今季、同地区のライバルチームの主砲だったイエリッチを9打数ノーヒット3三振と完璧に封じ込めている。だが、マイコラスの語ったイエリッチ封じの“秘策”は、対戦成績からすると意外なものだった。
「(イエリッチと対戦するときは)彼からアウトを取らなくていい時もあるんだ。状況によっては、彼に外角低めに投げてヒットを打たせるのが最善策かもしれないね」。イエリッチの今季成績は、打率.326、36本塁打、110打点。ブルワーズにしてみれば、イエリッチに期待するのは「走者を還す」ことだ。ならば、長打を打たれなければいいと割り切るのが最大の策だとマイコラスは言う。
「2アウトの場面なら、多分彼に挑む必要はない」
「2アウトの場面なら、多分彼に挑む必要はないんだよ。外角低めにボールを集めておけば、それをバッチリ捉えられる打者は球界にもさほど多くはない。だから、彼には安打を打たせるんだ。それで彼も満足なわけだし。そしたら次の打者と勝負すればいいんだから」
傷口を広げない程度に打たせて、精神的に満足させてしまうという、ちょっと意外な対策だが、シーズン中、イエリッチを完璧に抑えてきたマイコラスが言うと、説得力があると同時に、優れた打者としてリスペクトしていることを感じさせる。
そして、インタビューの中でマイコラスは「ロッキーズ対ブルワーズのシリーズはとても面白くなるよ」と予想した。
「試合が行われるのが(ブルワーズ本拠地の)ミラーパークと(ロッキーズ本拠地の)クアーズフィールドのどちらであっても、打球が飛びやすいからね。それに両方とも長打を狙える打線なんだ。これらの球場は(投手にとっては)本当に厄介だよ」
マイコラスの予想通り、初戦から試合はもつれて延長戦の末、ブルワーズが先勝。この対戦は、どの試合も簡単には終わらない激戦になりそうだ。(Full-Count編集部)